翅がクシャクシャの羽化不全のモンシロチョウ

翅がクシャクシャのモンシロチョウ:蝶(成虫)飼育記録1

羽化不全のモンシロチョウを保護してしまった

早朝ウッドデッキの上でモンシロチョウと遭遇。羽ばたきながらも飛べずに足元を転がる蝶。翅がくしゃくしゃなのだ。外ケージにいる猫たちは手がとどくところまで転がってこないかと期待を持って注視している。
踏んづけそうなのでとりあえず、目に入った植木鉢の小さな椿の葉っぱに避難させた。

避難先の椿にはカマキリっ子の先客がいた

体を支えるものが見つかって、落ち着いたのかじっと動かなくなったモンシロチョウ(だと思う)。この時はこれから羽が伸びるのかなと思っていた。

椿の葉の上の翅がくしゃくしゃのモンシロチョウ
鉢植え椿にとまらせてみた:20200525撮影

蝶を椿に置いた直後、この近くでオオカマキリの幼虫が孵化したばかりだったことを思い出し、カマキリ探査モードで周囲をチェックすると、やはり赤ちゃんカマキリが住んでいた。

椿の葉の上のカマキリの幼虫
この椿にはカマキリっ子が住んでいた:20200525撮影

慌てて、水耕栽培中のナスの葉の上に移動願った。

ナスの葉の上にいる羽がクシャクシャのモンシロチョウ
ナスの葉に引っ越しさせた:20200525撮影

夕方、猫たちがニホンカナヘビを発見

洗濯物を取り込もうとウッドデッキに出ると、猫たちも外ケージに出てきた。

いつもは、ソックスを筆頭に「猫草をとってこいコール」が始まるはずが、今回なぜか人間のことなど眼中になく、一点を見つめている。

ケージの中から何かをロックオン中の猫2匹
何か動くものがあるらしい:20200525撮影

猫たちの視線の先には、ナスの上のモンシロチョウ・・・ではなく、モンシロチョウを狙っているニホンカナヘビが。

羽化不全のモンシロチョウを狙うニホンカナヘビ
ニホンカナヘビがモンシロチョウにロックオン!:20200525撮影

再び慌てて、ナスごと抱えて移動である。

モンシロチョウ、羽化不全確定

夕方になってもモンシロチョウの翅は折りたたまれたまま、羽化に失敗したのだ。

翅がクシャクシャの羽化不全のモンシロチョウ
羽化に失敗したようだ:20200525撮影

なんだか途方に暮れているように、モンシロチョウの触角も下がっている。

この蝶の一生に軽い気持ちで関わってしまったことに思い至り、せめてご飯と住むところを提供すべく虫かごを買ってくることにした。

不要不急かもしれないけれど、虫かご調達のためダイソーへ

ダイソーには100円の虫かごもあったが、500円の大型飼育箱を奮発。蝶の足がかりになる花を入れたいのだ。

モンシロチョウの入った虫かごに近づく黒猫
猫たちが探りを入れてくる:20200525撮影

ご飯は蜂蜜を水で溶いたものをペットボトルのキャップに入れて提供。つい写真を取り損なったが、キャップの縁に止まらせた途端、口吻を伸ばして飲み始めた。食事時間は1分ほどだったか。

蜂蜜水を入れたペットボトルのふた
蜂蜜を水で薄めたもの

足を滑らせて水に落ちないように、口の小さな花瓶に花を挿して虫かごの中にセット。足がかりになるようにキッチンペーパーを巻きつけた。

虫かごのなかに入れた花にぶら下がる羽化不全のモンシロチョウ
ぶら下がると落ち着くのかな:20200525撮影

チョイスした花は、オルレア、パンジー、ハニーサックル、ペチュニア。好みの花があるかな。

猫たちの好奇心は厄介だし、夜は暗い方が蝶にとって自然だろうとウッドデッキに虫かごを置いた。

ペチュニアの器で蜂蜜水の朝食

夜食になるかなと、ペチュニアの花に蜂蜜水を入れておいた。朝になってペチュニアの花に止まらせると、すぐに朝ごはん開始。

ペチュニアの花に入れた蜂蜜水を吸う羽化不全のモンシロチョウ
朝ごはんは蜂蜜水:20200526撮影

この時の食事時間は30秒くらいだったか。
その後、ハニーサックルをよじ登ったが、下の蜂蜜水に落ちると悲惨なことになりそうだ。

ハニーサックルの花に捕まる羽化不全のモンシロチョウ
蜂蜜水の中に落っこちそうだ:20200526撮影

新たに、蕾菜、ブルーデージー、スカビオサの花を入れてそちらに移ってもらった。

虫かごの中の羽化不全のモンシロチョウ
新しい花を追加:20200527撮影

この蝶、おそらく我が家産

この庭には5株の蕾菜があって、人と青虫がともに食料とした。開いた葉っぱは青虫のもの。硬い蕾は人間のものというわけだ。

下、4月の蕾菜にはスジグロチョウがやってきている。

虫食い蕾菜とスジグロチョウ
多くの青虫を養った蕾菜:20200422撮影

このどれかの穴を作った青虫の中の1匹が、最後の最後で羽化に失敗してしまったか。