カタバミ大好きヤマトシジミ
6月1日から飼育ケースの中にいる羽化不全のヤマトシジミ。シロツメクサ中心の食事で13日目を迎えた。同じく羽化に失敗したモンシロチョウは2週間生きて力尽き、ヤマトシジミの寿命も成虫になってから2週間ほどらしく、毎朝ドキドキしながらケースの中をのぞいている。
朝に咲き、夕にしぼむカタバミ
シロツメクサも食べるけれど、このヤマトシジミがいちばん好きな花はカタバミらしい。花に下ろすといつもすぐに蜜を吸い始める。
カタバミは午前中に咲いて、夕方には花をたたんでしまう。雨降りの暗い空の下では開花しないこともあり、シロツメクサほどには提供できていない。
今朝の梅雨空では難しいかと諦めていたら、意外にも咲いているカタバミがあった。
早速、ケースに持ち込むと、今日は2つのカタバミを吸蜜した後、最後のシメはヒメジョオン。
ちょっとだけモンシロチョウロス
モンシロチョウが死んでしまって、少し寂しい我が家。思いがけずの飼育だったけれども、世話していると可愛くなるもので、元気な時のモンシロチョウの写真を、もっと撮っておけばよかった。
ヤマトシジミの記念写真撮りました
なので、モンシロチョウが死んだ翌日、シロツメクサで食事中のヤマトシジミをケースから連れ出し写真を撮った。
空を背景にした記念写真である。
蜂蜜水を吸うモンシロチョウの食事は短時間だったけれど、花を吸蜜するヤマトシジミの食事時間は結構長い。花に執着しているときは、花瓶を持ち上げても動じないのだ。
ヤマトシジミが天寿を全うする時まで
うっかり蝶の一生に関わってしまったけれど、ヤマトシジミが天寿(って言って良いのかな?)を全うしたら、飼育ケースは封印である。なるべく傍観者でいたいのだ。
それにしても、今まで遭遇しなかった羽化不全の蝶に、続けざまに出会うとは。
ジャングル化した庭が、蝶の生育には都合が良いのかも。
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