春になると、青じそ、赤ジソが一斉に発芽する。去年はセロリも零れ種から発芽して、今は花を咲かせる準備中だ。
料理する時に思い出しては葉をいただき、ちょっと困った場所で成長を始めたものは根っこから引っこ抜いている。
落ちたところでとりあえず発芽する紫蘇
わずかでも土と太陽と水があれば、とりあえず発芽してくるたくましい紫蘇たち。下は透水平板の隙間から揃って発芽した苗。わずかな砂の層の下に防草シートを敷いている場所で頑張っている。
庭土と赤玉土、腐葉土を混ぜ混んだ花壇にも青じそが出てきた。
上の画像からわずか半月後には本格的に成長を開始した青じそ。バラ(レディ・エマ・ハミルトン)の前後を挟むように青じそが生えている。)
紫蘇とカタバミが地面を覆ってこんもり茂った花壇。これはこれでいい感じかも。
いやいや、紫蘇はこのバラの背丈をすぐに追い越してしまう。今回は引っこ抜いて収穫である。そうめんの薬味にするのだ。
猫草が通行券
家に入ろうとしたら、玄関に猫影あり。みかんである。
人間が外でゴソゴソ作業している気配を察すると、猫草のお土産を当然のごとく期待する猫たちなのだ。
待ちわびているみかんのキモチを無下にして、玄関を通過することはできない。草むしりほぼ一切なしの庭のここそこにあるイネ科の雑草を引きちぎり、みかんに提供である。
セロリと青虫
スープには野良セロリである。
すでにとうが立ち、花をつけ始めているセロリから、葉っぱを少しだけ調達だ。
この時切り取った葉をひっくり返すと青虫を発見した。イモムシハンドブックとWEB検索の結果、タマナギンウワバの幼虫と推測。合っているかな?
セロリを持ち、猫草目当てに外ケージに集結しているであろう猫たちを振り返ると、クロエとソックスは人間には目もくれず、一点を凝視。
何か動くものがあるのかなと、そっと彼らの視線の先を探ると、
鉢植えのゼラニウムの葉が揺れている。
いました、ニホンカナヘビ。
気配だけはあるものの、なかなかすばしこくて撮影機会を与えてくれないニホンカナヘビの、今年の初撮影成功である。