天候で変わる音を楽しむ
庭で越冬したニホンアマガエルたちが今年も葡萄に戻ってきた。
そして最近、ピーヒョロロという鳴き声が頻繁に響く。どうやら我が家はトビの縄張りに編入されたようなのだ。
昨年の今頃はウッドデッキで子育てする雀家族で賑わっていた我が家。今年は猫小屋設置の際に雀の出入口が塞がれたため、朝からの賑やかなさえずりがなくなった。虫の声もまだないし、ちょっと寂しい。
雨の日のカエルの輪唱
でも、雨の気配に庭のあちこちでカエルたちが声を上げ始める。うるさいくらいに。
声の一つを辿ると、葡萄の葉に張り付いているカエルがいた。広げた指に力が漲っている。
膨らんだお腹に砂つぶがついているのは地上で食事して戻ってきたところかもしれない。

このカエルの脇に、カエルがもう1匹。このあたりからの声は一つだった。どっちの声かな?どっちかがメスなのかな?
鳴き始めるのを待っていたけれど、人間がいると鳴く気が失せるらしい。そそくさと退散。

葡萄の木陰でカエルが香箱座り
晴れた日のニホンアマガエルは、大抵、葉や幹の上で休んでいる。
時々下画像のように香箱座りをしている。猫と一緒だ。よく見ると掌を裏返して喉元を受けるようにしている。

毎年、数匹がウッドデッキに滞在。近くの水田に水が入ると一旦姿が見えなくなる。
この庭には他にヌマガエルがいて、彼らは地面常駐派だ。
晴れた日にはピーヒョロロ
雀たちのチュンチュンの代わりに朗々と響くのはトビの声。2羽いる。
頭上からの伸びやかな声につられて頭をめぐらし、まず1羽。

そして隣の電柱に別の1羽。ツガイだろうか?

この電柱は我が家の敷地外なのだけれど、庭から撮影できる位置にあるので、庭にくる生き物としてカウントしてもいいかな。
以前、庭にあったヒミズの死体が一夜にして消えたことがあって、トビが食べたかもしれないし。
下が、庭から撮影した画像。この空にピーヒョロが響きわたる。気持ちいい。

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