お尻のシマシマが等間隔→日本蜜蜂と推定
丸っこいハナバチに混じって、小柄なハチが数匹オレガノの花にやってきた。よく見るセイヨウミツバチに似ているが、なんだか小さくて黒っぽい。これは、これは・・・もしやニホンミツバチ ?
そして、恐ろしいことに、オレガノが地下茎で増えることを知ってしまった。
ニホンミツバチを見るのは初めてである。手持ちの図鑑によると、翅脈の模様でセイヨウミツバチと区別できるとあるが、スマホ撮影の画像では無理だ。
ほかの見分け方として、ニホンミツバチは一回り小さく、全体的に黒っぽく、そしてお腹の縞模様が等間隔でお尻まで続くらしい。まず、肉眼で見た感じでは明らかにいつもの蜜蜂より小柄だったので一つ要素をクリア。

下画像を見ると、お腹からお尻まで黄色と黒のパターンが同じように連続しているので2つ目の要素もクリアだ。

黒っぽいかと言われると、微妙かな。
でも、いつも見ているミツバチとは違う種であることは間違いない。在来種のニホンミツバチであって欲しいな。

セイヨウミツバチのシマシマは等間隔じゃない
下は4月に撮影したセイヨウミツバチ。お腹の付け根部分は黄色の幅が広い。縞模様のパターンが上の蜜蜂たちと違うのだ。セイヨウミツバチは1月の梅の花にもやってきていた。頻繁に庭に現れるので近くに養蜂場があるのかもしれない。

これで、日本で見られる2種のミツバチをコンプリートした。単純に嬉しい。
オレガノの地下茎を掘る
ミツバチを呼び寄せてくれたオレガノについて恐ろしいことを知ってしまった。ミントと同じように地下茎で増えるというのだ。かつてミントの根絶に1年以上を費やした悪夢が蘇る。
花に日参しているミツバチやハナバチには申し訳ないが、この情報を知った翌朝、スコップを持って庭に出た。
オレガノは昨年小さなポット苗を一株植えて冬を越したものだ。なるべく根を切らぬように土をほぐし掘り上げた。

掘り出したものが下画像。確かに地下茎で横に広がっていた。花壇の中からコンクリートの下に潜り込んだ根もあった。再発芽がないか注意して根絶するつもりである。ただ根の雰囲気からミントより御し易い気がする。

ミツバチは金柑の蜜も吸うらしい
オレガノを撤去してしまったが、ハナバチはノウゼンカズラやホスタ、ラベンダーやバーベナなど、他の花を訪れている。残念なことにニホンミツバチは姿を見せなくなった。寂しい。
ニホンミツバチの蜜源を調べてみたら金柑の花も好きらしい。東の庭でちょうど開花中だ。

蜂は飛んでいなかったけれどアリが花の中にいる。蜜を舐めに来たらしい。ついでに受粉もお願いしたい。
ネコとオレガノ
オレガノを抜く作業をした後、最初にみかん、次にソックス、クロエと、やたらネコたちが膝をかぎにくる。どうやら私が臭いらしくなんの匂いか確かめにきているようだ。

猫にラベンダーは禁忌というのは知っているが、オレガノはどうなのかな。猫の嫌いな匂いだと説明しているサイトもある。少なくとも猫になんらかの影響力を及ぼしていることは確かだ。
慌ててシャワーを浴びて着替えた。
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