猫とカエルとカマキリと

台風11号に備えて、3日土曜日からから少しづつ外回りの片付けに追われる。

葡萄の収穫とカエル

ウッドデッキに葡萄を2種誘引している。

ヒムロッドシードレスは収穫期の終わりに差し掛かり、パラパラと粒が落下する房が出てきている。もともと粒の外れやすい品種なのだ。

この時期に水を吸い過ぎると裂果するし、割れた粒はすぐに傷む。甘い香りにスズメバチやアシナガバチが群れるのも困る。取り残しを急いで収穫だ。

裂果した葡萄の果実(ヒムロッドシードレス)
雨が続くと裂果する:20220903撮影

種無しヒムロッドを冷蔵したり冷凍したり

ヒムロッドシードレスの収穫は7月中旬に始まり、自宅で食べたり、ご近所にもらっていただいたりしたけれど、まだ房が残っている。

3日の収穫はボウル2杯分。そのまま食べるものは洗わずに冷蔵。
数時間後に食べるものは洗ってから冷蔵。
シャーベットみたいにして味わうものは洗って粒を外して冷凍。ジャムにするものも同様に処理して冷凍。

果実酒は酒税法で禁止されているので断念。もう一本の葡萄、安芸クイーンはというと今年も収穫が望めそうにない。

ヒムロッドシードレスの収穫
冷凍しても美味しい種無し葡萄だ:20220903撮影

風に煽られるアマガエル。驚異の吸盤力

5日月曜日、風が強くなり始めた夕刻、道路側になびく枝を固定あるいは剪定しつつ、この日もヒムロッドをボウル2杯収穫。

その作業中に強風に耐えるアマガエルを見つけた。背中でキュッと浮き出ているのは肩甲骨か。

葡萄の葉に張り付くアマガエル
肩甲骨を初めて認識:20220905撮影

葉が激しく揺れるが、ひたすら耐える。

↓上の動画の直後のカエルだ。姿勢を崩しながらも葉に残った。吸盤の性能が凄すぎる。

葡萄の葉に張り付くニホンアマガエル
指先に力入ってます:20220905撮影

このままここでやり過ごすのか?気にはなるが、まだやることはたくさんある。

葦簀(よしず)から逃げ出すカマキリ

玄関の西日対策、建物南面の日差し対策に使っている葦簀3枚を巻いてウッドデッキの隅に置き、物干し竿を外して床に置く。

足元に動くものがあり、視線を落とすとカマキリが物干し竿を伝っている。

どうやら葦簀の1枚に取り付いていたらしい。巻かれるところを辛くも脱出。怪我は無し。良かった良かった。

物干し竿を歩くチョウセンカマキリ
片付けたヨシズにいたらしい:20220903撮影

猫小屋の片付け

猫小屋のオーニングも外さなければ。ソックスがハンモックとして利用しているものも撤去だ。そのほかキャンプ用のフォールディングタイプのテーブルと木製のチェアも室内に取りこんだ。

2つ置いているポール型の爪とぎは、分解してビニール袋に入れ、石を重しに。

すっかり片付き、広々とした猫小屋をクロエがケージ上段で眺めている。

このケージを含めて2つケージを置いているが、風は吹き抜けるので倒さずにこのままにしておく。
万が一動くようなことがあっても小屋内に止まり、ご近所に迷惑をかけることはないはずだ。

オーニングを取り外した猫小屋とクロエ
ガランとした猫小屋:20220905撮影

ハンモックがわりのオーニングを持っていかれたソックスは、もう一つのケージの中段でどことなく不満げな目つき。

不貞腐れ気味の猫
オレのハンモックが消えた・・・。:20220905撮影

台風一過の夕焼け

6日夕方には吹き返しもおさまリ、片付けていた葦簀を元に戻したり、寄せていた植木鉢を元の場所に戻したりの作業に追われる。

外回りの被害はなく、6月1日からの付き合いのコガネグモの巣も無事だった。

6本足のコガネグモと卵
無事に台風をやり過ごした:20220906夕方撮影

日没時には夕焼け。

同じく、庭作業をしていたお向かいの方と、どちらともなく秋の気配がするねと意見が合った。

台風後の夕焼け空とルリマツリ
台風が秋を連れてきた:20220906撮影