蜘蛛の巣は壊れ、芋虫は落っこちる
秋の園芸シーズン到来である。だだ、窓から外を見ると庭とは名ばかりの野草の楽園。何を植えるか考える前に、隣地に進出しようとツルを伸ばす朝顔やヘクソカズラをなんとかせねば。
蜘蛛の巣が通せんぼ、チュウガタシロカネグモ
12坪ほどの東の庭、地面が見えないほど緑。下画像では左に南天、右に沈丁花、その間に敷石があるけれど、ヘクソカズラ、朝顔、ヤブマメのツル軍団が完全に埋めている。

上写真のようになってしまった理由があって、ここに入ろうとするたびに、蜘蛛の巣が目について、巣を壊してまで通る必要はないかなと、引き返してしまうのだ。
そして今日もまた、チュウガタシロカネグモが空に浮かんで食事中だ。大小2匹、同居?、巣が結合してる?よくわからないが、どちらも獲物を捉えているようだ。ハチかな?彼らの巣は木の枝の間を繋いで胸の高さにしつらえてある。空を飛ぶ虫をとらえるのかな。

今回は巣を払って通らせてもらった。この後、南天の枝を間引き、地を這うツルをゴソっと引っ張って、ノコギリ鎌で刈り取った。
ヘクソカズラはホウジャク用に少しとっておく
草を捨てる際は、虫たちが巻き込まれていないか注意せねば。
下画像のホシヒメホウジャクはヘクソカズラを袋に詰める寸前で見つけた。
びっくりしたのか、お尻から透明な水分が出てきた。オシッコかな?
残しておく予定のヘクソカズラに取り付かせると、葉の影に回り込んだ。

ナガコガネグモの巣は草陰に
他にもこの日の作業で被害にあった生き物がいて、まずは驚いた拍子にナガコガネグモの巣にかかってしまったツチイナゴ 。申し訳ない。
ナガコガネグモの巣は草間の低い位置にある。バッタ類が狙いなのかな。

そして、作業を進めるうちにこのナガコガネグモの巣も壊してしまったようで、ぶらんと揺れる獲物にとりついて食事をしていた。
申し訳ない。

モンクロギンシャチホコ再び
この日は、リンゴの枝も少しだけ剪定。作業中にモンクロギンシャチホコの幼齢幼虫を3匹確認。剪定葉をよく確認して袋に詰める。

リンゴ好きの芋虫は、ほかにキバラケンモン、リンゴケンモン、モンクロシャチホコ。みんな秋にやってくる。
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ナガサキアゲハのオレンジ色の臭角
レモンの木にはナガサキアゲハ幼虫がやはり3匹。横を通るときに葉を揺らしたらしく、終齢幼虫が怒りのポーズ。

アゲハ蝶の臭角を見るのは初めてだ。なるべく干渉したくないので触ったことがないのだ。
鮮やかなオレンジ色。かなり強烈な臭い。ナガサキアゲハは相変わらず頭が大きい。
庭でナガサキアゲハが羽化したのは4月と9月。この幼虫は今年羽化するのかな?
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