2019年5月17日、オオカマキリの孵化から遅れること10日ほど、家の外壁に産み付けられたハラビロカマキリの卵嚢から続々子カマキリが!孵化が始まったんだ。
ウジャウジャと子カマキリの画像あり。苦手な方はご注意を!
5月17日:9時過ぎ、ハラビロカマキリの孵化が始まっている!
先日のオオカマキリの孵化は見逃してしまったが、今度こそ孵化に立ち会おうと、毎日のように卵嚢をチェックしていたところ、外壁に産み付けられていたハラビロカマキリの卵嚢が孵化の真っ最中!
先に卵嚢から出てきたものは既にカマキリの形になっている。今まさに卵嚢から顔を出したものもいる。
最初の脱皮をしようと皆が蠢くせいか、少し強い風が吹いているためか、ゆらゆらと揺れている。
午後1時過ぎ:あまり子カマキリの脱皮が進んでいない
脱ぎ捨てられた殻が見当たらない。まだ一匹もきちんと脱皮できていないのか?こんなに脱皮に時間がかかるものだろうかと、心配になる。
カマキリ形になっているものも、足先がうまく抜けていないようで糸でまだ繋がっていた。彼らがうまく子カマキリになれたかは不明。
夜確認すると、ナメクジが卵嚢に取り付いていた。
子カマキリの姿は見当たらず。
3日後の雨の日:ハラビロカマキリ2度目の孵化
この日は雨だった。
夕方、再び孵化があったことを確認。今度はうまく脱皮できたらしく、脱ぎ捨てられた殻と、既に周囲に散らばり始めている子カマキリを20匹ほどカウント。
この日の夜、様子を見たところ再びナメクジが卵嚢に取り付いていた。何をしているかは不明。抜け殻を食べていたりして。
子カマキリは数メートル四方に展開。その数10匹に満たず。
卵嚢から0.5メートルほどのところに大きなゲジゲジくんがいた。もしかして子カマキリを食べにきたのかも。
4日後、3回目:2匹だけ孵化
夕方、再び孵化を確認。今度は2匹のみ。
孵化は完全に終わったものと思っていたので、びっくりである。
殻を脱ごうと体をくねらせるたびに、その反動で糸がくるくると回転。脱ごうとする力がそちらに逃げている様子。
昨日の子カマキリ用の足場に用意しておいた草で、糸の動きを止めると直後に脱皮完了。
あとお尻の方だけが抜けていない様子。まだ手足がしっかりしていないので少し休むのかもしれない。
近くに、1日早く生まれた兄弟カマキリを発見。
この子のご飯にならなければ良いが。
ハラビロカマキリの母親と卵嚢
下は、今回の卵嚢を産み付けたハラビロカマキリのお母さんだ。去年の秋に撮影したもの。
9月23日に卵を産み付けて、翌年5月17日より孵化開始であった。
「お母さん、産まれたよ。」と写真の中の彼女に報告である。