リンゴの葉裏で毛虫がシャチホコポーズ!
リンゴは芋虫たちに人気があって、作年に引き続きリンゴケンモンを1匹、そして今年初顔の毛虫モンクロシャチホコを2匹見つけた。
秋の園芸シーズンの受難者:リンゴケンモン
暑さも落ち着いてくるこの時節、夏のあいだ庭を支配していた雑草たちを少し片付けて、埋もれていたオモトやアジュガに久しぶりの日光浴をさせていると、穂を収穫するためにウッドデッキに置いた紫蘇の束の下に小さな毛虫を発見。
この、どう見ても毒があるっぽい毛虫、去年リンゴにやってきた、リンゴケンモンではなかろうか。
いや、そっくりさんのキドクガの幼虫(毒があるのだ)かもしれない。念のため図鑑で確認、やっぱり無毒のリンゴケンモンだ。
あらゆる植物に絡み付いているヘクソカズラを間引いたのだが、その時リンゴから振り落とされたのかもしれない。災難である。
リンゴの木に戻したけれど、じっとしたまま動かない。ごめんよ。
下の画像では、ふんわり長くて先端が緩やかにカーブした毛がよく見える。このロン毛はキドクガにはない特徴なのだ。
黒紫ボディにレモン色のフサ毛:モンクロシャチホコ
後日、リンゴの葉に新顔の毛虫を発見。5センチほどの毛虫でフサフサした黄色い毛が目を引く。体の色は紫がかった黒。
葉裏から撮影した画像では、2匹揃ってシャチホコポーズを披露。
このモンクロシャチホコは大量発生する毛虫らしい。ざっとリンゴの木全体をチェックしたけれど、この2匹しかいないみたいだ。
つい最近まで、この庭は数種のアシナガバチの狩場であったし、カマキリは今でも相当数が常駐している。この2匹だけが生き残ったのかもしれないし、他のものは先に土に潜ったのかもしれない。
この季節、毛虫たちが蛹化を始めているので土いじりがためらわれる。去年もスズメガを掘り出してしまった。
もう少し、早い時期に庭仕事を済ませた方が良いのかな、と確か昨年も同じようなことを考えた。いかんな。
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