オオカマキリママ3匹
10月24日にウッドデッキのポリカ屋根に生み付けられたオオカマキリの卵嚢を見つけた。庭で見かけた3匹のカマキリママのうちの誰かの卵だ。
春に2つの卵嚢からうじゃうじゃと誕生した我が家のオオカマキリ。いく匹かは成虫となって、次の世代に無事命を繋いだようだ。
桟のきわにオオカマキリの卵嚢
草むらの中、地上30センチほどの高さに産卵することが多い我が家のオオカマキリ。
10月24日に見つけた卵嚢はウッドデッキの屋根の内側だ。
産卵場所としてはイレギュラーかもしれないが、カマキリ的には好ましいメリットがあるのか、以前1回だけ、やはりオオカマキリの卵が生み付けられたことがある。(孵化は確認できなかった)
秋に見かけた3匹のカマキリママ
この秋出会うことができた妊娠中のカマキリは3匹。(彼女たちのお腹のふくらみは寄生虫のハリガネムシではなく卵たちだと信じたい。)
1匹目は葉蘭の茂みで
1匹目は東の庭の葉蘭の茂みで遭遇。目が合ってしまったために葉蘭の剪定と株分けを延期する原因になったカマキリだ。
ただ、あの卵嚢までかなり距離があるし、毎年オオカマキリ産卵の人気スポットとなっているブルーベリーも近い。この個体がママである可能性は低い。
2匹目は葡萄の枝に常駐
2匹目は東の庭からウッドデッキに誘引中の葡萄(ヒムロッドシードレス)の枝に常駐。(10月10日に下画像を撮影した1メートル足らずの場所で、ツチイナゴが羽化。その時点でこの個体は姿を消していた)
連日ほぼ同じ場所にいて、時おり下画像のようにだらんと前足を垂らしたまま動かず、弱っているのかと気になっていた。
背中の傷がこのカマキリ を見分けるポイントだ。
10月9日、この傷のあるカマキリママが、ウッドデッキの桟に移動していた。
お腹の膨らみが小さくなったように見えるし、この個体が卵のママかもしれないが、もう1匹強力な母親候補がいる。
3匹目のぷっくりお腹
10月13日にやはりウッドデッキの屋根で遭遇。撮影が鬱陶しいのか迷惑そうに振り向いたところだ。
引きずりそうな大きなお腹。
驚かせたことをとても申し訳なく感じた。
もう少し寒くなって茫々とした庭草が枯れ、虫たちが冬支度を終えたら、手をつけていなかった茂みを探索するのだ。
きっと、あと2つ卵嚢が見つかるはずなのだ。