強風でオオミノガ付きロシアンオリーブが転倒

台風並みの強風が吹いて、ロシアンオリーブが転倒し根が切れてしまった。根が短くなった分、樹高を1/3に切り詰めた。大丈夫かな。

植木鉢から逃げ出したロシアンオリーブ

もともと鉢植えだったロシアンオリーブ。スリット鉢に植えて、転倒防止にテラコッタ鉢に入れておいたら根が地面に逃げ出してしまったのだ。

台風時の転倒を心配して、時折剪定はしていた。
できれば地面から1.5メートルに収めたかったのだけど、訳あって2メートル越えに茂らせてしまい、雷雨に伴う強風の不意打ちをくらいひっくり返ってしまった。

オオミノガ

樹高を下げられなかった理由は、これ。
大きなミノムシがくっついているのを昨年の秋に見つけてしまったのだ。長さは5センチ、オオミノガだ。これは切り取れない。

赤く色づいたロシアンオリーブの実とオオミノガ
5センチほどの大きなミノ:20211016撮影

冬をミノの中で過ごし、初夏にオスなら羽化。メスなら子供たちが孵化する。
ただし、ヤドリバエに寄生されていなければ。

お隣の宮崎県では絶滅危惧種に指定されている。大切にせねば。

根がなくなった分、地上部もサイズダウン

ひっくり返ったテラコッタ鉢の底を覗いてみると、指の太さほどの穴から頑張って伸ばした根っこがぶっつり切れている。

ロシアンオリーブの根が切れた
鉢穴から伸ばした根が切れている:20220624撮影

これではほとんど水を吸い上げられないと判断。上部を短くするしかない。

で、下画像の、左がビフォー。右がアフター。バッサリカットしました。これで生き延びられれば良いが。

強風で倒れたロシアンオリーブを剪定
左転んだ状態のロシアンオリーブ。右上が切り取った上部、右下が剪定後 :20220624撮影

オオミノガのミノは秋に開封予定

オオミノガのくっついていた部分は、枝を払ってスリット鉢とテラコッタ鉢の隙間に立ててみた。

オオミノガ付きの枝を鉢植えに挿す
植木鉢に立ててみた:20220624撮影

このまま様子をみて、秋がきたらミノを開けてみるつもりだ。何が巣立っていったのか判別できればいいな。