室外ケージで猫が騒ぐ
室外ケージで猫がニャンニャン。何ごとかと思ったら、猫手が届きそうで届かないところにカマキリ がいた。
人間には目もくれず、壁を見上げてニャンニャン
いつもの猫草取ってこいコールとは違う声音のソックスである。3段の屋外ケージの最上段で壁の上方に向かい、柵の間から手を伸ばしてガリガリ。
見上げる視線はいつになく真剣そのもの。
ソックスの声に誘われて、クロエもケージに出てきた。
2匹の見つめる先にいたのはちょっと小柄な薄茶色のカマキリ。見つけた時は、屋外ケージ天井柵のすぐ上の壁にいて、ソックスがちょっかいを出そうと頑張っている。
下画像は無事にウッドデッキの屋根に逃れ、一息ついているカマキリ。これは、オオカマキリでいいのかな?確信持てず。
翅は乱れているものの負傷は免れた様子で、前足をなめて毛繕い、いや猫じゃないから、ええっと、うん。体の手入れをしていた。
翌日、今年初のハラビロカマキリに遭遇
翌日のことだ。ウッドデッキ横の道路の端をずんぐりしたプロポーションのカマキリが歩いていた。
iPhoneを持って戻ると、ウッドデッキの柱をズンズン登っている最中。早い早い。11月に入っているが、まだまだ動きは俊敏だ。
丸っこい体型のカマキリなので、期待はしていたが、間違いない、ハラビロカマキリだ。前肢に黄色く盛り上がったイボのような突起が3つ。翅にも白い紋を確認。
去年2019年5月。卵嚢から孵化した子カマキリを見て以来のハラビロなのである。
しつこく撮影する人間に臆することなく、シャカシャカと柱をのぼっていく。
程なく屋根に達したハラビロカマキリ。
下画像で桟を挟んでくっついている丸っこいものは、秋に産み付けられたオオカマキリの卵嚢だ。
これで、今年、オオカマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリの3種に庭で出会えたことになる。嬉しいのである。