室外ケージで猫が騒ぐ

室外ケージで猫がニャンニャン。何ごとかと思ったら、猫手が届きそうで届かないところにカマキリ がいた。

人間には目もくれず、壁を見上げてニャンニャン

いつもの猫草取ってこいコールとは違う声音のソックスである。3段の屋外ケージの最上段で壁の上方に向かい、柵の間から手を伸ばしてガリガリ。

見上げる視線はいつになく真剣そのもの。

外ケージの中で上を見上げる猫の横顔
何かを熱心に見ているソックス:20201126撮影

ソックスの声に誘われて、クロエもケージに出てきた。

室外ケージの中で上を見上げる2匹の猫
クロエもやってきた:20201126撮影

2匹の見つめる先にいたのはちょっと小柄な薄茶色のカマキリ。見つけた時は、屋外ケージ天井柵のすぐ上の壁にいて、ソックスがちょっかいを出そうと頑張っている。

下画像は無事にウッドデッキの屋根に逃れ、一息ついているカマキリ。これは、オオカマキリでいいのかな?確信持てず。

ウッドデッキの天井にカマキリ
はねがヨレヨレなのは猫に弄ばれたため?:20201126撮影

翅は乱れているものの負傷は免れた様子で、前足をなめて毛繕い、いや猫じゃないから、ええっと、うん。体の手入れをしていた。

鎌のお手入れ中のカマキリ
前足をなめている:20201126撮影

翌日、今年初のハラビロカマキリに遭遇

翌日のことだ。ウッドデッキ横の道路の端をずんぐりしたプロポーションのカマキリが歩いていた。

iPhoneを持って戻ると、ウッドデッキの柱をズンズン登っている最中。早い早い。11月に入っているが、まだまだ動きは俊敏だ。

丸っこい体型のカマキリなので、期待はしていたが、間違いない、ハラビロカマキリだ。前肢に黄色く盛り上がったイボのような突起が3つ。翅にも白い紋を確認。

去年2019年5月。卵嚢から孵化した子カマキリを見て以来のハラビロなのである。

ウッドデッキの柱を登っていくハラビロカマキリ
前足の黄色いポツポツと羽の白いスポッツが確認できる:20201127撮影

しつこく撮影する人間に臆することなく、シャカシャカと柱をのぼっていく。

ウッドデッキの柱を登っていく11月のハラビロカマキリ
ハラビロカマキリは全体的に丸っこい印象:20201127撮影

程なく屋根に達したハラビロカマキリ。
下画像で桟を挟んでくっついている丸っこいものは、秋に産み付けられたオオカマキリの卵嚢だ。

ハラビロカマキリとオオカマキリの卵嚢のシルエット
丸いのはオオカマキリの卵嚢:20201127撮影

これで、今年、オオカマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリの3種に庭で出会えたことになる。嬉しいのである。