暖を求めて猫のゾーンが不安定に
先住猫(A群)のエド・みかん2匹と、2018年6月から同居を始めた親子猫(B群)キコ、ソックス、クロエ、茶々の4匹は、まだ別グループ感を漂わせつつ暮らしている。
A群は寝室、B群は居間がメインテリトリーなのだが
トイレ部屋は共用で、夜寝るときは別の部屋になっている我が家の2つの群れ。もちろん猫団子はそれぞれのメンバーのみで構成。
ただ、今年、気温が低下してきた11月下旬、猫たちがお互いのテリトリーに侵入し始めた。
天気の良い日中、サンルーム状態になる寝室(A群の縄張り)にコソッとキコ、クロエ、ソックスが寝ていたり、夜、暖房の入った居間の猫棚(B群の縄張り)の段ボールベッドにみかんが入っていたり。


そして、ついに、A群エドとB群ソックスが猫団子である。
年齢差12歳、雄猫2匹の猫団子
暖房の温風がふんわり着地するベッドの上は、通常B群がたむろする場所。そこで珍しくエドが熟睡していると、ソックスがやってきて横にゴロン。そのまま寝入った。
エドは14歳の爺ちゃん猫、歳とともに温厚な性格がさらに丸くなった。ソックスは今2歳、人懐っこく猫懐っこい好奇心旺盛な雄猫だ。

B群の母猫キコも、時折眠っているエドのそばで寝ることがあるが、ここまで遠慮なくピトッとくっついて眠ることができるのは、やっぱり究極にフレンドリーなソックスの性格の賜物か。
この2匹、幾度か寝返りをうち、向かい合ってみたり。

ちょっとシンクロぽくなったりしながら数時間熟睡。

で、ようやく寝が足りて、あるいはお腹が空いて、目覚めた2匹の寝ぼけ顔である。

みかんとの距離、あと30センチ。
西に向いた玄関は、日没近くまで太陽光が差し込んで、夕方はみかんのお気に入りのサンルームになる。
最近ここに、躊躇なく出没するソックス。下駄箱の上のラボルトの頭部の横で神妙な顔をしてこちらをみている。

30センチまで近づくとみかんのパーソナルスペースに入る。なので絶妙な距離をとって毛皮を温めているようだ。
このまま少しづつ距離を詰めて、みかんとも猫団子を作ってくれないかなと、ちょっとソックスに期待している人間たちなのだ。