降霜に耐え、リンゴの落葉前に終齢幼虫まで成長

11月上旬にリンゴの木に出現した蛾の幼齢幼虫たち。わずかに残るリンゴの葉をかじりながらなんとか終齢まで育った個体を確認した。

冬の常連のツチイナゴの成虫が死に絶えたこの庭で、観察できる昆虫はこのキバラケンモンだけになっている。積雪こそないものの、霜は降りるし、ジョロの中の水が凍るほどには気温が下がる。

霜の降りた朝のホトケノザの花
降霜の朝のホトケノザ:20220108撮影

乏しくなったリンゴの葉にしがみついて、少しずつ数を減らしながらも頑張っている毛虫たちである。

夜の寒さは葉裏で耐えしのぶ

早朝は葉の裏に廻り込んで縮こまっているキバラケンモン。陽が高くなると葉表に出てくる。

寒空とボロボロの葉と毛虫(キバラケンモン)
夜は葉裏で丸くなる:20220112撮影

リンゴの葉があるのは枝先だけになり、取り付いた枝の葉が尽きると、枝から枝を渡り歩いて暮らしていた。

冬の雨にぬれる毛虫(キバラケンモン幼虫)
雨にもマケズ:20220123撮影

1月下旬になると白い腹毛がモフモフの終齢にまで成長。

1月紅葉したリンゴの葉の上の毛虫(キバラケンモン)
残った葉を求めて移動:20220125撮影

上画像では比較的状態の良い葉の上にいるが、この時点で木全体に数えるほどしか葉は残っていない。

2月を前に姿を消した幼虫たち

そして日に日にリンゴの葉がなくなり、幼虫たちの数も減っていった。

最後にみたキバラケンモンはリンゴの株元のホトケノザを歩いていた。落葉する葉とともに落ちただけなのか、繭を作るために自ら降りてきたのかわからない。後者だと嬉しい。

1月のホトケノザの上を歩くキバラケンモンの幼虫
無事に蛹になれるかな?:20220127撮影

翌日リンゴの木全体をくまなくチェックしたが姿はなかった。

リンゴの葉も縮れた枯れ葉がわずかに残るのみ、食料も尽きている。これでようやく剪定ができるわけだが、彼らの繭がどこにあるかわからない。注意深く庭木の手入れをしなくては。

昆虫の気配を探す

毛虫たちがいなくなって寂しいけれど、菜の花の葉を食べているものがいる。青虫かな?春には蝶の乱舞が見られるかもしれない。

虫食いだらけの菜の花の葉
何者かが生きている気配:20220112撮影

東の庭の白梅は1月23日に一番花が咲いた。そろそろメジロがやってくる。

雨にぬれる梅の初花一輪
今年一番最初の梅の花:20220123撮影

菜の花の初花には見慣れぬ昆虫が飛来。ハエかな?

1月の菜の花にやってきたハエのような昆虫
今年初めてのハエ?:20220125撮影

春を待つ庭なのだ。

青空と2分咲きの梅と菜の花
春がもうそこまで:20220207撮影