ブンブンブン、音の先にミツバチが
まだ地面に張り付くように生えているホトケノザが、わずかながら濃いピンクの花をつけた。撮影しているとブーンと虫の羽音がする。2021年最初のミツバチ来訪である。
久しぶりに虫の羽音を聞いた。音の出所は1匹のミツバチ。まだ満開には程遠いまばらに咲いたホトケノザの花をハシゴ蜜している。花が乏しい時期なのだ。
日本土着のニホンミツバチは黒っぽくてお腹のシマシマがくっきりしているらしい。こちらはグラデーションシマシマで全体的に茶色っぽい。セイヨウミツバチかな?
ここは東の庭。すぐそばの白梅はこの数日で蕾がぐんと膨らんだ。この木が花開くと、ブンブン音がオーケストラになる。
昆虫たちと共に開花を待ちわびているのは鳥たち。
先日メジロが一羽、偵察に訪れた。梅の開花が始まると早朝からツガイで飛来し蜜を吸う。
1月19日、東の庭の梅が花開いた。暖冬なので早い開花と思いきや、昨年の開花は15日、そうでもなかった。梅が咲いたと花見気分で盛り上がる人間たちの他にも、この花の開花を待ち望んでいる生き物たちもいて、なんだか賑やかな東の庭 …
ヒシバッタとツチイナゴ
草むらにヒシバッタを見つけた。1円玉にすっぽり隠れるくらい小さなバッタで、成虫で越冬する。
暖かい日ではあったが冬は冬。昆虫は動きが鈍りそうなものだが、ヒシバッタはぴょんぴょんと跳ねて草陰に隠れてしまった。
同じく、成虫越冬するツチイナゴ はじっと動かずに日向ぼっこ。下はラベンダーの地面に近い枝にしがみ付いて太陽を満喫中だ。
撮影していたら迷惑そうにみじろぎした。この日ラベンダーを剪定する予定だったけど、くつろぎの時間を台無しにするわけにはいかず、日延べとなった。