カメムシ(幼虫・成虫)、イタドリヒゲナガハムシ、ヒゲナガヤチバエ

庭に出てみたら、厳しかったこの冬を無事にやり過ごした虫たちの姿がちらほら。昆虫三昧の日々がもうすぐ巡ってくるのだ!

イタドリハムシから改名、イタドリヒゲナガハムシは黒と黄色のツートンカラー

花壇の縁、冴え冴えとした黒と、明るい黄色の2色づかいのテントウムシに似た甲虫が歩いていた。

家にある図鑑で調べるとイタドリハムシ。でも2007年にイタドリヒゲナガハムシという名前に改名されたらしい。黄色い部分は濃いオレンジ色まで個体によりバリエーションがあるとか。

少し翅を開いたイタドリハムシ(イタドリヒゲナガハムシ)
黒と黄色で結構目立つ:20210306撮影

撮影中、翅を開いた。飛翔シーンを期待したけれど、結局翅を閉じ直してトコトコ歩いて姿を消した。

イタドリや、スイバを食べる。後者ならいくらでも生えているのだ。

カメムシ2種はクローバーの上で

スカシヒメヘリカメムシ

下のスリムな成虫カメムシは、スカシヒメヘリカメムシと思われる。ちょっと光ってしまったが、翅がスケスケなのだ。

イネ科の植物が好きらしい。クローバーの後ろに写っているのは猫草として植えているエンバク。食べ放題だ。

クローバーの葉の上のスカシヒメヘリカメムシ
スカシヒメヘリカメムシっぽい:20210306撮影

アオクサカメムシ?ミナミアオカメムシ?

複雑な模様のカメムシの幼虫を発見。

図鑑はほとんど成虫の写真ばかりなので、アオクサカメムシか、ミナミアオカメムシか判別できない。

賑やかな模様のある緑色のカメムシの幼虫
アオクサカメムシ?ミナミアオカメムシ?:20210306撮影

どちらにしても成虫になれば、ほぼ緑一色になってしまう。キレイな模様なのにもったいない。

細身でシックなヒゲナガヤチバエ

こちらもクローバーの葉の上で。

ヒゲナガヤチバエの湿地のハエだ。ここは水の豊かな土地なのだ。

クローバーの葉の上のヒゲナガヤチバエ
すっきり細身のハエだ:20210306撮影

このクローバーとエンバクの茂みでは小さな蜘蛛たちも営巣を始めた。別のページに記録しようと思う。