激しい脱粒はヒムロッド・シードレスの特徴?

日に2房づつ収穫していた葡萄、ヒムロッドシードレス。あちこちのフサからポロポロ果実が落ちていくので、残りを全て収穫することにした。

梅雨明け後、脱粒がひどくなる

ウッドデッキのいたるところに落ちて散らばっているヒムロッドの粒。脱粒が目立つようになったのは梅雨明けして、一気に猛暑がやってきたこの数日だ。

植木鉢の中に脱粒した葡萄(ヒムロッドシードレス)の果実
ポロポロ粒が落ちてくる:20200804撮影

中にはほぼ全ての果実が落下したものも。

果実が落ちてしまった葡萄(ヒムロッドシードレス)
いくつかの房は全部果実が落下してしまった:20200804撮影

これが限界と判断して、残りを全て収穫した。

自宅で収穫した葡萄(ヒムロッド・シードレス)
最後の収穫だ:20200804撮影

昆虫たちにおすそ分け

いくつかは、そのまま木に残している。腐った果実にはまたヒメジャノメがやってくるかもしれないし、地面に落ちた実はアリたちが食べると思うのだ。

ほとんど脱粒した葡萄の房
少し取らずに残しておく:20200804撮影

葉にはあいかわらすコガネムシたちが常駐していて、毎日ガジガジとかじっている。

葡萄の葉の裏で交尾するマメコガネ
葡萄にもバラにもいるマメコガネ:20200804撮影

マメコガネは、葡萄の葉も好きだが、バラの花も大好きだ。今日はカーペットローズの花の中にも別のカップルがいた。

マメコガネはわかるようになったが、他のコガネムシは見分けがつかない。下のコガネムシはマメコガネより大きかった。

葡萄の葉裏のコガネムシ
アオドウガネ?ドウガネブイブイ?ヒメコガネ?:20200802撮影

いっとき姿を消していたコスズメも、小さな個体が姿を現した。

葡萄の葉の裏のまだ小さなコスズメの幼虫
コスズメが戻ってきた:20200804撮影

果実がなくなっても、色々と楽しませてくれるヒムロッドなのである。