リンゴの枝の先っぽでバッタが死んでいる
梅のひこばえにしがみ付いてミイラ化したショウリョウバッタの死体を発見したのは2年前(2019年)のこと。今度はリンゴの枝先でバッタが死んでいた。再びバッタカビ(エントモファガグリリ)が庭に現れたのだ。
死んだバッタの画像があります。ご注意ください。
一番高い枝の天辺でミイラ化
エスパリエ仕立てを中途半端に目指している東の庭のリンゴの木である。毎年違う種の芋虫がやってくるので、ついつい虫探査モードで眺めていて気がついた。天に向かって伸び上がった数本の枝のうち、一番高い枝の先っぽに何かいる。下の画像の中央の枝だ。
枯れ葉のようにも見えた。細い枝のようなものが折れて巻きついている。
この時すでに死んだバッタかもと思った。枝の先は地上から約2.5メートル。
枝を手繰り寄せると、やはりバッタだ。かなり前に死んだらしく乾燥が進んでいた。
体内に入った菌の命ずるまま高く高く登って、しがみついたまま果てたのだ。バッタカビ、エントモファガ・グリリ発生である。
このあと、リンゴの枝先をカットしてバッタを下ろした。犠牲になったのはツチイナゴの幼虫かな?
他に犠牲者がいないか庭をくまなく探査。死んだバッタは見つからないが、なぜかこの日は生きたバッタも見えない。クロメンガタスズメが住んでいるコムラサキに常駐のツチイナゴもいなくなっている。嫌な感じだ。
翌日、生きたバッタがいた
次の日、庭に出るとすぐにツチイナゴを発見。金柑の葉にしがみ付いていて動きに異常はない。まだ大丈夫みたいだ。
マコニアコンフューサにもう1匹。無事で嬉しい。
ブロックにはヒシバッタが1匹。
2年前は9月にショウリョウバッタの死骸を発見し、ツチイナゴ2匹が発症して死んだのは11月だった。もしかすると夏の終わり頃から流行していたのかもしれない。まるでツチイナゴ祭りのようだった昨年(2020年)に比べて個体数が少ない感じはしていたのだ。
自然界のバランサーが介入してきたか。
昆虫疫病菌:エントモファガグリリ アカネコの庭にてショウリョウバッタの変死体が発見された。西の庭、地面からまっすぐ一本伸びた梅のひこばえの地上70センチほどの高さにしがみついたまま死んでいたのだ。 閲覧注意!バッタの死体 …
10月3日:庭にツチイナゴが何匹いるか数えてみた 庭の常連バッタであるツチイナゴ。一年中いるだけでなく、住んでる数も多い。この日何匹見られるかカウントしてみた。 金柑の木の上でツチイナゴ4匹 東の庭の金柑にこの時期毎日ツ …