バラ(ホーム&ガーデン)の根元から羽化
今年もあのダース・ベイダー型カミキリムシが庭に出現。黒い背中に点々と白い星を散らしたゴマダラカミキリだ。バラの枝をガシガシ食べているところを発見。どうやら我が家生まれの個体のようである。
雌のゴマダラカミキリ
小雨の中、ホームガーデンの枝の表皮を齧りとっているゴマダラカミキリのお尻を発見。
ゴマダラカミキリのオスメスの判別は触角の長さでわかるそうで、雌は体長と同じぐらい。オスは体の2倍ほどあるそうな。
この個体はどうやらメスのようだ。人間が近くで見ていても構わずガリガリ。この鋭い顎ならなんでも破壊できそうだ。
枝の枯死、根元に大穴
集中的にかじられているこのバラはホーム&ガーデン。2017年に植えたものだ。ゴマダラカミキリに表皮を食い尽くされた枝は枯れてしまった。
さらに愕然としたのは、根元に開いた大穴。
どうやらここから這い出たものらしい。
ゴマダラカミキリ拉致・放逐
見つけてから3日後、山に連れて行くためにゴマダラカミキリを捕まえて紙コップに落とし込んだ。まだ産卵していないと信じたい。
去年、カミキリムシの外観からダース・ベイダーを連想し、その時の個体をアナキンと名付けたのだが、上の写真を見ていて円筒形の穴の中でハン・ソロが冷凍されるシーンを思い出してしまった。君はメスだけどハン・ソロだ。
下画像は、縁まで登ってきてラップに突き当たり、「ナニ、コレ〜!?」って叫んでいるところ。
ラップには穴を開けているのでご心配なく。呼吸できます。
まだ飛んだことがないゴマダラカミキリ?
アナキン(去年のゴマダラカミキリです)を放した山まで再びドライブ。おそらく同じ場所で紙コップからラップを外したのだが、なかなか飛ばない。
下の画像ではついに飛び立つか?と思ったらフェイントで、このあと翅をたたんでしまった。
しばらく待つと、今度こそ飛びたったのだが、直下に転落。
この個体、もしかしたら穴から出てきてずっとホームガーデンを齧り続け、移動していないのかもしれない。つまり飛んだことがない可能性あり。
仕方ないので、木の枝に乗せて山に放した。
頑張れ、ハン・ソロ。ここならいっぱい食べるものがある。パートナーを見つけて交尾し、樹勢の落ちた木を見つけて卵を産む、その本能が命ずるままに生きていいのだ。
バラの根っこの穴にボンドを流し込む
さて、あとはハン・ソロが開けた大穴である。
このままにしておくと、他の虫が入ったり、水が入ったりしてよくないらしい。どうしようかと考え、手持ちの木工用ボンドを流し込んで塞いでみた。
大丈夫かな?
ゴマダラカミキリは毎年6月にやってくる? 早めの夏剪定をされてスカスカの枝振りになったリンゴにゴマダラカミキリを発見。3年連続6月の出現である。今年も山に連れて行ったが、今回ばかりは飼育すべきだったかもしれない。怪我をし …