受粉虫がこないフェイジョアと黒とう病っぽいヒムロッドシードレス
我が家では果樹も無肥料・無農薬。満開となったフェイジョアに今年は受粉を手伝ってくれる昆虫がこない。葡萄は激しく花ぶるいしてスカスカの房になった。
満開なのに蜂がこないフェイジョア
今年で5年目を迎えるフェイジョアだ。クーリッジとアポロが西日の強烈な痩せた宅地で頑張っている。双方ともひょろひょろの痩身ながら樹高170センチほどに育った。
5月23日:例年と同じくクーリッジが数日早く初花を咲かせた。
↓貧相な枝ぶりながらもクーリッジはおびただしい花数。このままだとほとんど食べるところのないミニミニサイズになってしまう。枝元の2つを残して摘果するつもりだ。
↓同じく痩せっぽちのアポロ。ポツリポツリとした花付きだが、それでも50はあるはずだ。こちらは摘果の必要はなさそうだ。
梅雨の晴れ間をぬって、せっせと人工授粉をしている。
昨年(2020年)日参して受粉を手伝ってくれたマルハナバチが今年はやってこない。あの個体が獲得した食性は次世代には引き継がれなかったのだ。本能に新しい習性が刷り込まれるまでにどれほど時間が必要なんだろう。
フェイジョアの人工授粉とマルハナバチ 2017年に苗を購入し一旦鉢植えにしたのち、18年3月に地植えしたフェイジョアのクーリッジとアポロ。今年2020年、やっと揃って満開を迎えた。 冬越しの葉はまばらなフェイジョア 左が …
葡萄、安芸クイーンの激しい花ぶるい
建物南側のウッドデッキに2本のブドウを誘引している。ヒムロッドシードレスと安芸クイーンだ。ヒムロッドは2年連続して実り、去年は50房ほど収穫。
安芸クイーンはこの数年元気がなかったけれど、今年、旺盛な生育を開始、数少ないながら花房がついた。
摘粒などせずに放って置いたら見事に花ぶるい。スカスカの房になった。いく粒かは育ってくれるかな。
安芸クイーンは今のところウッドデッキの手すりより下に誘引中。
上の部分に誘引してしまうと、猫が外を眺められなくなってしまうのだ。
ヒムロッドシードレスもスカスカ房で生育中
ヒムロッドは去年以上に房をつけた。こちらももちろんスカスカ。今年は袋がけをせずに様子を見る。
梅雨に入り、ヒムロッドには黒とう病と思しき黒い点々が現れた。症状の出た枝をカットして対処している。
安芸クイーンには黒とう病の気配はない。
ただ、どちらにも穴が空いた葉があちこちにある。つまみ食いっぽい食べ方からするとコガネムシかな?
我が家のブドウは、毎年コガネムシとコスズメ(スズメガ)の幼虫を養っているのだ。
大食漢の昆虫たちだが、人間の容赦ない剪定に比べればなんてことはなかろう。