寝ぼけ顔のニホンアマガエル

初冬とは思えぬ温かい雨の日、眠たげな表情をしたカエルが、フェイジョアの葉っぱに乗っかっていた。夜にはヤモリがガラスに張り付き、庭ではまだ朝顔の花が頑張っている。

朝、フェイジョアの果実を拾うためにかがみ込んだ視線の先に、ぷっくり丸い背中を発見。ほぼ真っ白になっているがニホンアマガエルだ。

11月初冬、フェイジョアの葉の上の白っぽいニホンアマガエル
ぷっくりした丸い背中を見つけた:20201119撮影

顔の近くのフェイジョアの樹皮と同じ色になっている。なんだか眠そうな目だ。この時の天気はTシャツ一枚で過ごせるほど暖かく、雨が振り出しそうな空模様。ついつい冬眠の邪魔をされてしまったか。

眠そうな11月中旬のニホンアマガエル
もうすぐ雨が降る:20201119撮影

窓ガラスのニホンヤモリ

昼過ぎには雨が降り出し、暗くなると久しぶりにキッチンの窓にニホンヤモリが出現。こちらは眠らずに冬をやり過ごす生き物だ。

11月初冬、暖雨の夜のニホンヤモリ
夜2時くらいまで灯をサービス:20201120撮影

せっかくの来訪に、夜2時まで明かりをつけておいた。

初冬も頑張る朝顔と狂い咲きロシアンオリーブ

翌朝も引き続き気温が下がらず、東の庭の藪のあちらこちらに朝顔の花。秋に耕したエリアでは、零れ種から新たな朝顔が発芽して育ち始めた。

初冬の朝顔の花
野良朝顔が頑張っている:20201120撮影

西の庭ではロシアンオリーブが2度目の狂い咲きだ。この木には今、しなび始めた赤い果実と、1度目の狂い咲きを経て、ふくらみ始めた緑色の果実、そしてこの黄色い花が同時にある。

11月狂い咲きのロシアンオリーブの花
ポツリポツリと花が咲いたロシアンオリーブ:20201120撮影

近所の方は、不気味な暖かさと評していた。今年西日本の冬は厳しい予想だったはず、油断せずにベゴニアやタイタンビカスにマルチをせねば。