寝ぼけ顔のニホンアマガエル
初冬とは思えぬ温かい雨の日、眠たげな表情をしたカエルが、フェイジョアの葉っぱに乗っかっていた。夜にはヤモリがガラスに張り付き、庭ではまだ朝顔の花が頑張っている。
朝、フェイジョアの果実を拾うためにかがみ込んだ視線の先に、ぷっくり丸い背中を発見。ほぼ真っ白になっているがニホンアマガエルだ。

顔の近くのフェイジョアの樹皮と同じ色になっている。なんだか眠そうな目だ。この時の天気はTシャツ一枚で過ごせるほど暖かく、雨が振り出しそうな空模様。ついつい冬眠の邪魔をされてしまったか。

窓ガラスのニホンヤモリ
昼過ぎには雨が降り出し、暗くなると久しぶりにキッチンの窓にニホンヤモリが出現。こちらは眠らずに冬をやり過ごす生き物だ。

せっかくの来訪に、夜2時まで明かりをつけておいた。
初冬も頑張る朝顔と狂い咲きロシアンオリーブ
翌朝も引き続き気温が下がらず、東の庭の藪のあちらこちらに朝顔の花。秋に耕したエリアでは、零れ種から新たな朝顔が発芽して育ち始めた。

西の庭ではロシアンオリーブが2度目の狂い咲きだ。この木には今、しなび始めた赤い果実と、1度目の狂い咲きを経て、ふくらみ始めた緑色の果実、そしてこの黄色い花が同時にある。

近所の方は、不気味な暖かさと評していた。今年西日本の冬は厳しい予想だったはず、油断せずにベゴニアやタイタンビカスにマルチをせねば。