アップルミントの芽生え

アップルミントとの戦い

我が家のコンクリート張りの駐車場の両側に、細長い植栽スペースがある。引っ越してきた当時、3㎡ほどアップルミントに占領されていた。
初めてのハーブに舞い上がり、慣れないミントティーを淹れて飲んだりしていたのだが、友人にミントの繁殖力を教えられ、ブロック塀の途切れた箇所から隣家の敷地へ侵食しそうな勢いを見て怖くなり、1年以上かけてミントを根絶した。

前住民の施した雑草対策だったのか、土が砂利ですっかり覆われたところにミントは青々と茂っていた。
この場所を花壇にするため、ミントと砂利を土から取り出す地道な作業であった。

1回目の掘り返し:大まかにミントの地下茎を掘り出す。

1回掘り出したぐらいでは根絶できないと聞いていたので、最初は地上部から続いている地下茎を確認しながら、切断しないように、大きなスコップをぐっと差し入れて土を浮かしては、根の塊をゴミ袋に詰める作業。

2回目の掘り:ミントの発芽を待って掘る

取り残しの地下茎から再びミントが顔を出すのを待って、再度、ミントの掘り出しにかかる。今回も、地上部のミントから地下茎を切らないように掘り出す。

アップルミントの芽生え
抜いても抜いても出て来るアップルミント:20170429撮影

3回目の掘り:再びミントの発芽を待って掘る

この時は大きめの砂利のより分けも同時に行った。
道具は100円ショップの「潮干狩り用の網目付き忍者クマデ」と「バーベキュー用の網」。
バーベキュー用の網の四方を軽く曲げて、クマデで掘り出した土混じりの石をふるい分けた。

100均のバーベキュー網と網付き忍者熊手で砂利のより分け
バーベキュー網は端を折り曲げた。忍者クマデは網付きが便利

取り分けた砂利もミントの根が混じっている可能性があるので、駐車場のコンクリート貼りの部分に仮置き。もし、そこでミントが発芽してもすぐに除去できる。

↓掘っては放置を繰り返し、ミントの再発芽がないか観察する。

ミント根絶作業中の花壇
ミントがあるうちは何も植えられない:20170624撮影

除草剤登場:「酢」と「ラウンドアップ」

3回にわたり地下茎を掘り出したが絶滅できず、やはりミントが生えてきた。除草剤の力が必要と実感。

最初に使ったのは「酢」が主成分のもの。シャワーのようにかけるというものだったが、ミントの方が強かった。

次に投入したのが「ラウンドアップ」。一番小さい容器を買ってきた。葉から吸収されて根まで枯らす、この薬剤の効きを良くしようと、少しミントの成長を待った。
使用量を極力少なくするため、食品用の使い捨て手袋を3重に重ねた上に軍手をはめ、親指と人差し指を除草剤に浸し、ミントの地上部全体を濡らすよう、一本一本につけていく。
これで、最終的にミントが枯れた。

4回目:全ての植物の根と砂利を取り除く

「ラウンドアップ」投入からしばらく、新しいミントが出てこないかを2ヶ月ぐらい観察したのち、最後の掘り返しを行った。
ミントが残っている可能性も考慮、見える限りの植物の根を取り残さぬよう、フルイも投入。

篩で花壇から砂利をより出す
ミントの根と砂利を掘り出す:20171001撮影

掘り出しはこれで最後にしたかったので、とにかく深いところまで掘り返した。不器用でクワ使いができないため、大きいスコップを足で押し込んではひたすら掘った。
この時、地上部には痕跡もなかった、おそらくカイヅカイブキの根っこを3つ掘り出した。

下が掘り出した砂利。使い道がなくてずっと放置状態。たくましく芽を出しているのは零れ種で生えたオルレアだ。

花壇から掘り出した砂利の上に零れ種から芽吹いたオルレアの苗
花壇から掘り出した砂利

花を植えるまでに1年半

その後、腐葉土と赤玉土を足して周囲をブロックで囲みレイズドベッドに花壇を整えた。多年草を植えるのは不安だったので、最初はパンジーとチューリップ。

花壇のチューリップとパンジー
ミント根絶後、最初はパンジーとチューリップ:20180327撮影

下は2019年の春の同じ場所だ。
雑草は生えてきているが、ミントはない。

野草と黄色いパンジーとピンクのチューリップ
花壇の縁はブロック、その上に耐火煉瓦を置いている:20190326撮影

現在花壇には、紫式部、白式部、アシュガ、ガザニア、ジャーマンアイリスにルリタマアザミ、カーペットローズなどが雑多に植わっている。

アップルミント自体は好きだった

今度、ウッドデッキ上のプランターでミントを育ててみようと考えている。アップルミントの爽やかな葉色は好きだったのだ。
地植えさえしなければ大丈夫のはずなのだ。