わずか数輪の開花だった赤花の枝に蕾がついた
一本の木に紅白の花が咲く枝垂れ梅を昨年強剪定した。蕾がつかなくなった赤花の枝の若返りを目論んだのだ。
地上1メートルあたりで接木された紅白枝垂れ梅、下画像の左が赤花の枝だ。去年はほとんどなかった花芽が復活した。
八重の白梅は房咲きの実梅
白梅の開花は2月16日
白梅の花付きはすこぶる良く、葡萄の房のようにコロンコロンと膨らんだ蕾が密集した様子が賑やかだ。
八重咲のこの花が開花すると、花束のような華やかさ。香りが玄関前まで漂う。
白花は実梅で、小ぶりな実がなる。
こちらも八重咲き、凛とした桃色の梅
例年週おくれ、年によっては2週間ほど白花より遅れて咲く桃色花が、今年はわずか4日違いで開花。八重咲きの、こちらは花梅だ。
白花ほど密集せずに蕾をつけるのは例年のこと。
花と花が離れているので、少し寂しくはあるが花の形がよく見える。
2年ぶりに2色の花のツーショットが撮れた。
超大型台風10号に耐えてくれた
この木の幹には大きな空洞があって、昨年9月の超大型台風10号の襲来時にはポッキリ折れてしまうだろうと覚悟していた。
台風当日、強風で飛ばされてきた波板トタンが、この木から1.5メートルしか離れていないタイタンビカスを直撃、茎をザクっと切断。近所ではリンゴの木が根から抜けて倒れる被害があったが、この梅の木は耐え抜いてくれた。
今年は枯れた枝を落とし、枝先を整える程度で様子をみようと思っている。
樹皮だけで生きている枝垂れ梅 樹齢40年は超えている枝垂れ梅の剪定をした。一本の幹から二股に分かれた枝の先にそれぞれ赤と白の花が咲く古木だ。枯れ枝が目立ち始めた赤花の枝が息を吹き返すことを願って。 接ぎ木で一本に紅白の花 …