ヒムロッド・シードレスをバッサバッサ切ってみた

ウッドデッキにグリーンカーテンにすべく誘引している葡萄、ヒムロッドシードレスの剪定をした。いや、剪定というと花付きの向上などを目的に植物の生理に沿って効果的にハサミを入れる感がある。行き当たりばったりの我が家の作業は剪定と表現することがためらわれるいい加減さなのだ。

葡萄の黄色い紅葉

コスズメ(スズメガの一種)の幼虫を大量に養いつつもわっさわっさと葉を茂らせて優秀なグリーンカーテンぶりを発揮してくれたヒムロッドシードレスである。

11月に入りようやく秋の気配をまとい始めた。

11月の葡萄ヒムロッドシードレスのグリーンカーテン
11月に入ってところどころ葉が枯れ始めた:20191105撮影

一つだけ咲いた二期目の花は、ウッドデッキの屋根からはみ出た雨ざらしの場所で、虫たちにかじられたのか満身創痍になりつつちょっとだけ結実。見た目はひどいが甘さは十分であった。

放任葡萄ヒムロッドシードレスの2回目の収穫
二期目の葡萄が実った:20191105撮影

黄色く色づいた葉っぱは秋風に吹かれて日に日に数を減らし、年末にはほぼ全てが落葉。

葡萄ヒムロッドシードレス12月に黄色く紅葉
吹き抜ける風でヒラヒラと散っていく:20191209撮影

ヒムロッドシードレスの縦横無尽に入り組んだ枝を切りまくる

葉が落ちてようやく木の骨格が見えたのだが、奔放に枝を伸ばしまくった結果、何がどうなっているのか判然としない状態。

葉を落とした放任栽培の葡萄ヒムロッドシードレス
入り組んでてどうなっているのかわからない:20200105撮影

とりあえず細い枝のほとんどを2芽残してカットし、2本の太めの枝を南のウッドデッキに沿って横に添わせ、もう1本を東のウッドデッキ側に残した。

ウッドデッキに誘引中の葡萄ヒムロッドシードレス剪定後
絡み合った枝をほとんど落とした:20200105撮影

樹液の流出は、下の画像の枝のみ若干のにじみがあった。

剪定したぶどうの枝から滲み出る樹液
一箇所だけ樹液がにじみ出た:20200105撮影

下はまだ剪定途中の画像だが、一番長く残した枝で7メートルほどだろうか。

剪定後の葡萄、ヒムロッドシードレス
一番長い枝で7メートルほど:20200105撮影

気がつくと強剪定

作業が終わった頃には、切り落とした枝も結構な量に。これは強剪定ということになるのかな。

剪定して落としたぶどうの枝
気がついたら強剪定?:20200105撮影

無肥料でもあるし、今年おそらく実はならないかもしれない。けれど去年にも増してワッサワサに芽吹いて大きな日陰を我が家にもたらして欲しいのだ。

頑張っておくれヒムロッドくん。