猫草と緑肥を兼ねたエンバクとクローバー
昨年9月に種まきしたクリムゾンクローバー、レッドクローバーそしてエンバク。わずか2平米の土に押し合いへしあい生育し、エンバクは花をつけた。
3月クリムゾンクローバーがエンバクを覆い隠す
2月中旬までは、エンバクが優勢だった猫草畑、3月になり寒さが緩むと一気にクリムゾンクローバーの背が伸びた。
中央部分はクリムゾンクローバーの葉が密集して陽光を独占。レッドクローバーは早々に消え、エンバクは葉先をやっと覗かせている。所々に顔を出したカラスノエンドウは、もしかしたら盛り返すかもしれない。
クリムゾンクローバーの葉は、食用になる。確かに美味しそうだ。
ちょっと地味なエンバクの花
劣勢となったエンバクも、光を確保できる端の方ではたくましく育ち、イネ科の植物らしく地味ながら凛々しくシャープな形の花をつけている。
エンバクの花を見上げると、緑のストライプの入った苞穎(ほうえい)がトレーシングペーパーのように透ける。
このエンバク、冬の間6匹猫の猫草として利用させてもらったが、今ではもう育ちすぎて猫に供するには葉が硬くなりすぎた。けれど、東の庭のあちこちにあるイネ科の多年草が勢いづき、しばらくは野草でまかなえそうだ。
刈ってマルチにすべきか、昆虫たちに残すべきか
ここに6月になったらマクワウリを植えるつもりでいる。クローバーもエンバクもそろそろ刈り取ってマルチにする予定だったのだ。でも6月ごろに開花する赤いクリムゾンクローバーの花も見てみたいし、みっしり茂ったこの草むらにどんな種類の虫たちが住み着くだろうかと想像してはなかなかカマを入れられずにいる。
エンバクと赤クローバーとクリムゾンクローバー 庭に小さな自然菜園を作る下準備のためにエンバクの種を買った。イネ科のエンバクは猫草にもなるので、西の庭の駐車場脇、2平米の植栽エリアにクローバーの種とともに撒いた。9月下旬の …