ウッドデッキ屋根からの巣立ち
4月いく組かの雀のツガイが子育てをしていた我が家のウッドデッキ屋根。カラスが巣にやってきてハラハラしたが、どうやら無事に巣立ったようだ。これからの夏日には半透明ポリカの下の雀の宿は灼熱地獄になると思うのだ。
雀の巣をカラスが訪問
ウッドデッキの屋根の上からカツカツと音がする。外を覗くと屋根の上に大きな足。カラスである。
巣を覆っているのは半透明の屋根なので、雀たちの動きが透けて見えるのだ。ポリカ屋根と外壁の隙間から攻めるべく粘っていたが、しばらくして諦めて飛び立っていった。
この家はハシフトガラスのペアの縄張りの中にあって、庭から数メートル離れた電柱が彼らがよく使う止まり木だ。カラスの襲撃はこの一回しか見ていないが、ちょくちょく来ていたかもしれない。
雀たちの軽い足音
軽いステップ音がカシャカシャ響く時には雀たちが屋根にいる。
人間が真下に来ても気づかないところを見ると、雛だろう。まだまだ経験が足りないぞ。
上の撮影の直後、けたたましい警戒声がして、一斉に飛び立った。近くに親鳥がいたのだ。
下画像が我が家の屋根から飛び立った一団。1家族ではないと思う。
そういえば、巣の中を撮影した時、羽の生えそろった雛から距離を置いて丸裸の雛がいた。別の家族ではないかな。巣のある細長い空間は数メートルあって、数家族が共同で使えるほどに奥深いのだ。
夏には高温必須の雀のアパート
雛の巣立ちを確認したのが6月上旬。しかしその後も屋根の上が騒がしく、子育てが続いている気配がしていた。別のペアか?2回目の子育てか?
真夏になると、巣のある空間はとてつもなく高温になる。その頃には雀たちの子育ても終了しているはずだ。
雀の小集団の虫パトロールを期待
近所の家も瓦の隙間が雀の子育てに使われている。最近は数件の家で育った雀たちが電線に集合しているようだ。地面に集団で降りていることもある。虫や種子を食べているのかも。
庭のあちこちで穂をつけているエンバクを食べてもいいし、葡萄の葉やバラの花にやってくるコガネムシもきっと彼らの好物だ。彼らの食欲に期待である。
4月の朝はスズメの子の喚き声から始まる 昨年からウッドデッキの梁と建物の隙間に枯草を運んでくる動物がいる。今年の春も再び巣をかけ、4月中旬ごろから騒がしく鳴き立てる雛の声が聞こえるようになった。脚立をたてて覗き込んでやっ …