4月の朝はスズメの子の喚き声から始まる
昨年からウッドデッキの梁と建物の隙間に枯草を運んでくる動物がいる。今年の春も再び巣をかけ、4月中旬ごろから騒がしく鳴き立てる雛の声が聞こえるようになった。脚立をたてて覗き込んでやっと正体が判明。雀である。
梁と建物の外壁とのわずかな空間に巣があるようで、隙間から巣材の枯草がこぼれ落ちている。
4月に入って、雛鳥が餌をねだって鳴きわめく声が窓の外から響き始めた。時折、ウッドデッキの桟に親鳥らしき姿もチラホラ。
確認しようと脚立に乗って、外壁とウッドデッキの桟の隙間を覗いてみると、いました雛が。
手前の雛は目が開いていないものの羽毛が生えている様子。その奥にぼんやりと、まだ裸ん坊の雛が写っているようだ。
雛たちは物音ひとつ立てずに石のように固まっていた。
この時、親鳥らしき雀がけたたましく囀りながら隣家の屋根からこちらをみていた。
危険(つまり私のことだ)が迫っていることを子供達に警告していたのかも。
あるいは近くの電柱にやってきたカラスへの警戒か。
盛り上がった頭の形からハシブトガラスだと思われるが、カラスたちも子育てシーズンに入ったはずだ。つがいかな?
雀の巣を覗き見したのは一回きり。でもあれから鉢植に水をやろうとウッドデッキに出るたびに親鳥たちに怒られている気がする。
下が巣のあるじ、雀のカップルだ。
窓の上に巣があるのは、巣材に虫が発生したりして衛生的に良くない気がする。でも野鳥保護のため雛たちが巣立つまで手は出せない。無事巣立ちを見届けて巣材撤去と隙間への入り口を塞ぐ作業をしなくては。
その代わりに、巣箱でもかけてみるか。
カラスには強いが夏日には弱い雀のアパート 4月いく組かの雀のツガイが子育てをしていた我が家のウッドデッキ屋根。カラスが巣にやってきてハラハラしたが、どうやら無事に巣立ったようだ。これからの夏日には半透明ポリカの下の雀の宿 …