今年ばかりは冬の寒さで枯れたかと思った
2021年の1月は寒かった。ここ大分でも積雪。暖冬の年にはわずかながら葉を残すルリマツリもかなりダメージを受けたらしく、新芽も開花も例年よりも1ヶ月遅れの生育となった。
青色ルリマツリ、1月の寒波で地上部が死に絶える
水道管が凍りつくほどの寒波。下画像では緑色の枝も、この日で全て凍え死んだ。雪で見えないが、こんもりと腐葉土で寒さ対策をしている。株の周りにも枝の隙間にも腐葉土を数センチの厚さにかぶせてある。

4月中旬、腐葉土で覆われていた部分からやっと葉が立ち上がってきた。2020年度は3月16日に発芽画像を撮影しているので、ほぼ一月遅れの新芽だ。この葉を見つけるまでは枯死したと信じかけていた。

毎年、地上部に残った茎からも新芽が出るが、今年は全て土中から。地下茎のあちこちからの芽吹きだ。生育を再開してからの成長は早く、グングン伸びる。レイズドベッドの限られた土量、かつ無肥料にかかわらず、たくましい枝の伸びっぷり。

そして7月1日、ようやくの花一輪である。

昨年の6月初旬には、地上部の枝からのびた新枝にいくつもの花がついていた。開花もひと月遅れだ。

暖かい季節には旺盛に、奔放に、枝を伸ばすので、夏季に2回剪定する。さすがに今年は1回で済むかもしれない。
白色ルリマツリ、植木鉢でかろうじて越冬
去年ポット苗を購入し、初めての冬を露天の植木鉢で過ごした白色ルリマツリ。こちらは植木鉢の上部に腐葉土をテンコ盛りにしたものの鉢の胴体部は防寒無し。土の量も少ないし根まで凍えただろうと、絶望視。
ところが青色ルリマツリと呼吸を合わせてほぼ同時に発芽。

こちらも地上部の枝は死んでしまったが、地中から、わずか2本ながら元気な枝を長く伸ばした。

そして、どこまで息ぴったりなのか、青色ルリマツリと同じ日に初花である。

健気な白色ルリマツリ。大きな植木鉢に植え替え予定である。
瑠璃茉莉は初夏から初冬まで咲き続ける夏の花 暑い夏に、そこだけ涼しげな空気を感じさせる空色の花、ルリマツリ(瑠璃茉莉)が咲いた。初夏から初冬まで絶え間無く咲き続けるルリマツリにはプルンバゴ(Pulunbago)という別名 …