マクワウリを撤収してカボチャを収穫
2平方メートルほどの面積にマクワウリ(ニューメロン)を2株植え、9個のマクワウリと1個のカボチャを収穫した。
少し遅めの植え付け
苗は早めに購入したけれど、ちょうどエドの闘病と重なり作業できず、5月下旬にヒョロヒョロに伸びた苗を一握りの有機肥料を下に敷いて植え付けた。場所はクリムゾンクローバーとエンバク、レッドクローバーの朽ちた残滓の上。スロースタートだった苗も7月には2平方メートルの地面を覆うほどに葉を展開。中旬にはあちこちに小さな実を確認。
7月下旬に、一つだけ趣の違う果実があることに気づいていた。この時からカボチャっぽい。
マクワウリ7月下旬より収穫開始
収穫のタイミングがわからなかったが、お尻を虫がかじっているのを見て収穫。2つくっついているのに気づかず、未成熟果も切り落としてしまった。
軽く実を叩くと、お尻に開いたからアリが出てきた。冷蔵庫に入れる前に出てもらわないと。
翌日キンキンに冷やしたマクワウリをカット。穴の中に潜んでいたアリが1匹出てきてウロウロ。寒い思いをした割には元気だ。
虫食い穴はお尻の浅い部分に止まっていた。その部分のみカットして食す。美味しい。
その後、順次収穫。今年は大雨が続いた。8/18には果実の表面が傷みはじめたので、食べられそうなものは全て収穫。
この後も雨が続き、まだ青かった果実3つを腐らせてしまった。
9月に入ったが、片付けるには忍びないほど元気いっぱいの葉。撤収をためらう。
ふとみると精力的にツルを伸ばし、隣家のサザンカの木に巻きついている。これを見て急ぎ撤収作業開始。
葉を片付つつマクワウリが実っていないか確認。
良好な生育の果実はなく、以前見かけていたカボチャっぽい果実は、立派なカボチャになっていた。
マクワウリからなぜカボチャ?
苗のラベルにはマクワウリ(ニューメロン)とあったはずと不思議に思っていたが、ラベルを見返すと「接木苗」とある。そういえば、接木の金柑の根元から台木のカラタチのトゲトゲ枝が出てきたことがあった。
マクワウリはカボチャに接木するということで、接木用によく使用されるカボチャの品種が「鉄兜(てつかぶと)」。写真で見る限り、収穫したカボチャにそっくりである。
どうやら、接いだところに出たカボチャの芽に気づかずに育ててしまったらしい。カボチャのつるが育ち始めると、上に接がれたマクワウリは枯れてしまうとか。
8月中旬の葉を撮影した下画像。確かに2種類の葉が混じっている。小さくて心持ち丸く、長雨で黄色く傷んだ葉の方がマクワウリらしい。
なんだ、そういうことだったのか。