3月上旬、ジャーマンアイリスが咲いた
去年は4月中旬に咲いたジャーマンアイリス。今年、一株だけ2月に蕾をあげ、3月上旬に開花。
2018年はあったかい冬だったんだ。
今年2019年春:一株だけ先走る
2月中旬に茎が出て、3月に入ると蕾が色づいた。寒風で傾いてしまったが、めげずに開花。
咲いたのは一株だけだ。推測だが、ブロック塀の輻射熱が開花を早めたのかもしれない。

一番花を摘んだ後、付いていた残り3つの蕾も無事に咲いた。
ジャーマンアイリスの花は、花弁が上下に反り返り、垂れ下がりして面白い形だ。

Bearded Irises:ヒゲのアイリスのヒゲ
ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)は英語名がBearded Irises。下の画像のヒゲヒゲが名前の由来だ。花の色によって様々なヒゲ色がある。我が家のアイリスのヒゲは真っ黄っ黄だ。

立ち上がった上弁がくっつかんばかりに合わさり、ドームのような空間を作る。

隙間があればのぞいてみたくなるのが人情ってものである。

何だか宇宙船が発着するプラットフォームみたいだ。(SF映画などからの勝手な妄想である。)
光の粒
下はダイソーの接写レンズで蕾の一部を撮影したもの。不思議な光沢を観察したかったのだ。生物は不思議だ。いつも驚きなのである。

これからチューリップ
あわてんぼうのジャーマンアイリスが終わって、これからチューリップが咲き始める。
アイリスの手前にある葉っぱのない枝は白式部。去年クロメンガタスズメに葉っぱをかじられて実をつけ損なった白式部だ。そろそろ新芽が展開しそうである。
ジャーマンアイリスが増えてきてきて窮屈そうだ。株分けしなくては。

去年2018年:ジャーマンアイリスの開花は4月中旬
下は去年のジャーマンアイリス開花の様子。枝垂れ梅の新緑の枝下で咲いている。

2016年に引っ越してきた当時、オシロイバナの茂みに半ば埋もれた、20センチほどの長さの扁平な葉の植物が数株ここにあった。
アイリスということもわからずに掘り出して花壇の傍においておいたら、その場所に勝手に根付いた。どうやら植え込まずに土の上に置いたのが良かったらしい。
2017年に一株開花。はじめてアイリスだということが判明。その年はそのまま放置しておいたらその場で増殖。2018年にほぼ全ての株が開花。それが上の画像だ。
無肥料・放任である。
現在は株分けしてあちこちに根付いている。深植えしないのがコツらしい。