令和の最初の朝である。
雨上がりのジャーマンアイリスを撮影しようと庭に出たらやたら活発な虫たちに目が釘付け。なんだかみんな上機嫌に見える。令和の最初の朝だって知ってる?みんな。
ヒラタアブにテントウムシ、カメムシ、とても元気な昆虫たち。
昆虫の画像あります。苦手な方はご注意を。
雨粒とジャーマンアイリス
すでに花が終わった株もあるジャーマンアイリス。株分けされて6箇所で増殖中だ。
枝垂れ梅の葉の下にある群生だけ、少し日陰のためか咲き残って、雨粒を見事にまとっている。それを撮影しようと庭に出たのだが・・・。
元気一杯のヒラタアブ
撮影中、やたら飛び交うヒラタアブに気を取られて、昆虫撮影になってしまった。
下は名無しの白薔薇の葉の上のホソヒラタアブ。
茶色い大きな目に濃淡のある黄色と黒のシマシマボディ。毎日遭遇するお馴染みさんである。
必殺仕事虫、テントウムシは成虫も幼虫も
セロリの株にはテントウムシの成虫と幼虫。もちろん肉食、大好物はアブラムシだ。
繁茂したカラスノエンドウにびっしりとあったアブラムシのコロニーはカラスノエンドウの盛りが過ぎるとともに消滅。テントウムシやヒラタアブの幼虫に食べ尽くされたのか、庭のバラには目立つほどアブラムシはいない。
カッコよくないかな?ホウズキカメムシ
下はワルナスビにとまったホウズキカメムシ。触るととても臭いらしい。形態はなかなかいい感じ。色合いも渋いぞ。
蕾菜の花は虫たちのレストラン
今、ひときわ昆虫たちに人気なのが蕾菜の花だ。花はそろそろ終わりに近づき、高さ1メートルは悠に超えて傾いて倒れそうなのだ。抜こうと思ったが、蜜を吸う虫たちで繁盛しているのである。
蕾菜の花のそれぞれで虫たちが食事中。全てカウントしたらたいそうな虫の数だろう。
数日前に撮影した、下の写真はおそらくツマグロヒョウモン。羽が痛んで鱗粉はほとんど残っていない様子。
一生懸命ご飯を食べている。
とても蕾菜を片付けられない。
下は、ぐらりと傾きつつも花茎を支えている蕾菜の根元。痛々しい傷口は人間が食害した傷跡だ。