バラクキバチの被害にあったバラ

バラが大好きな昆虫たち

バラを植えて、2度目の春となる。バラが大好きな虫たちのことに少しは詳しくなった。今年もバラクキバチとバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)の被害を確認。地道にテデトールで対抗している。

イモムシとカエルの画像あり、苦手な方はご注意を

去年:新芽がぐったり=水不足?いやバラクキバチの幼虫だ。

初めてバラを食う虫に遭遇したのは、去年、ミスターリンカーンの新芽にて。
前夜まで元気が良かった新枝がクンニャリしているの見て、水不足と勘違い。慌てて水を撒くものの、一向に復活しないことに疑問を持ち、ネットで調べてバラクキバチのことを知った。

バラクキバチの被害にあったバラ
去年、ミスターリンカーンで初めて被害:20180411撮影

バラクキバチのお母さんは、4、5月にバラの新茎に卵を産み付ける。4、5日して孵化した幼虫はバラの茎を食い進み、茎の中で蛹になって翌春羽化するのだ。

今年:クンニャリ枝を切りまくる

ウッドデッキに誘引していたつるブルームーンの枝は、一晩で3本クンニャリとなった。今年は被害を確認次第、かたっぱしから枝を切っている。中に潜む幼虫ごと取り去るのだ。

バラクキバチの被害にあったつるブルームーンの新芽
今年もバラクキバチがやってきた:20190418撮影

バラクキバチの産卵箇所

下の画像は鉢植えのレディエマハミルトンのもの。左の画像、クンニャリした葉の下部の茎をよく見たら、2箇所ポツっと小さな傷があった。
傷のある箇所より下の葉の付け根で茎をカットして、茎の表皮を剥いたものが右の画像。

バラクキバチの産卵箇所
外から見ると点みたいな傷だが、内側はザックリ

茎の半分以上がザックリとやられている。産卵して間もないらしく幼虫の姿は見えなかった。

バラクキバチの幼虫を目視

バラクキバチの幼虫は孵化するとまず上に向かって食い進み、その後、下方向にUターンする。
下の画像は名無しの白薔薇のもの。幼虫の潜んでいた箇所のすぐ上をカットしたらしく、茎の中を下の方に進むお尻を目撃。
先回りして、その下の枝の付け根で再カット。

バラの茎の中を進むバラクキバチの幼虫のお尻
茎の中を下向きに逃げるお尻を確認:20190409撮影

下の画像は、また別の被害枝だ。
みずみずしいバラの茎を裂くと丸々と太った幼虫。バラの茎はお母さん虫が選んでくれた快適な住処であり、美味しい食料なのだ。

バラの茎の中のバラクキバチの幼虫
バラの茎を割いてみると幼虫がいた:20190409撮影

バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)もテデトール

4月になって、本格的に頑張っているもう一種類の虫はバラゾウムシ。地植えのバラを中心に1日に10匹程度駆除している。

バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)の被害
バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)の被害:20190409撮影

バラゾウムシは驚くと、ぽろっと自由落下して逃走する。被害枝に触る前に、小さなバケツをそっと真下に添えてから、枯れた葉や蕾ごとバケツの中に落としている。チリチリに枯れた葉っぱに卵があるので地面に落としてはいけないのだ。

黄色いバケツの中のバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)
ぽろっと落ちて死んだふり、しばらくすると歩き始めるのだ。

バラクキバチは春だけだが、バラゾウムシ駆除は秋まで続く。

天敵やってます

我が家は薬剤を積極的に利用していない。庭は通学路に面しているし、イネ科の雑草を猫草として利用中。野良猫や近所の飼い猫も時々やってくる。鳥もカエルもカナヘビもヤモリも蛇も雑多な昆虫も姿を見せる庭である。食い食われつつ共生中なのである。

最強の天敵である人間に運悪く遭遇したバラ大好き昆虫たちは、お命頂戴されてしまうのである。
ごめんよ。

バラの葉の上のニホンアマガエル
ブルームーンの葉っぱの上で:20190418撮影

我が家のバラは虫に食われつつ、人間にチョンチョン切られつつ、枯れることなく、時々咲いてくれれば良いのである。

下の画像は去年(2018年)の5月のバラだ。

猫の頭越しにみるウッドデッキ上の5月の鉢バラ
みかんの耳越しに見る2018年5月のバラ:20180508撮影

虫がいる?奇形?変な形のバラの新芽

虫パトロールをしていて「名無しの白薔薇」の新芽の一つがおかしな形状をしているのに気づいた。
葉には深く切れ込みがあり、複数の葉がまるで蕾のようにくっついて丸まっているのだ。

変形したバラの葉
ギザギザの葉がくっついている:20190409撮影

良いものではあるまいと、とりあえずカットした。
なんだったんだろう???
中を割って確認すべきだった。後悔である。

不思議な形のバラの新芽
中に虫がいるかも?:20190419撮影