鳥のフン?に見えないこともないけど

台風明けにウッドデッキに設けた猫部屋を掃除していたら、モンクロシャチホコが金網に刺さっていた。

枯葉が丸まったようなモンクロシャチホコ成虫

強風に宙を舞った枯葉が金網に引っかかっていると思ったのだ。

金網にしがみつくモンクロシャチホコ
猫小屋の金網に刺さった枯葉かと思った:20230810撮影

この枯れ葉を取り除こうと触ったらピッと跳ねたものだからびっくり。

床に落下した枯れ葉をよく見ると・・・蛾、だよね。
カメラをかなり近づけて撮影したのだが、全然動かない。死んでる?いや、さっき跳ねたよね、君。

床に落ちたまま動かないモンクロシャチホコ
死んだふり?:20230810撮影

猫たちに見つかる前にと拾い上げて、猫小屋の外のウッドデッキの床に散らばる枯葉の側に置いてみた。

全然動かない。「私は枯葉だ」と念じているのかな?

ウッドデッキの床上のモンクロシャチホコ成虫
鳥のフンに擬態しているらしい:20230810撮影

写真を撮った後に図鑑で調べて、モンクロシャチホコと判明。枯葉に擬態しているとばかり思っていたら、鳥のフンに見せかけているらしい。間違って失礼いたしました。

リンゴの葉にプリプリした幼虫が10匹

成虫を見かけて20日後、猫小屋に面した東の庭のリンゴの葉裏に、赤い芋虫集団がいることに気づいた。プリプリした肉付きの胴体に柔らかそうな毛がまばらに生えている。これは知ってる。以前にもリンゴにやってきたモンクロシャチホコの幼虫だ。

庭には2本のリンゴの木があるけれど、この葉裏にいた10匹以外は見つけられなかった。

リンゴの葉裏の赤っぽい芋虫集団
モゾモゾ蠢くモンクロシャチホコ幼虫たち:20230830撮影

幼虫たちはスクスク育ち、10日後には体色は黒っぽく、白かった毛は黄色に変化。フンを撒き散らしつつモグモグとすごい勢いで葉をかじっている。確認できたのはこの6匹。4匹はどこに行った?

リンゴの葉をかじるモンクロシャチホコ幼虫
6匹健在:20230902撮影

ふとこの枝の下方を見ると、オオカマキリが1匹の幼虫を捕らえて食べていた。他の3匹も喰われたんだな。人間の味覚でも美味いとされるモンクロシャチホコの幼虫、カマキリも一心不乱にモグモグ。

モンクロシャチホコ幼虫を食べているオオカマキリ
カマキリが食事中:20230902撮影

この庭にいる肉食の生き物は、カマキリの他、バッタではニシキリギリス、ヤブキリ、クダマキモドキなど。常時アシナガバチ数種(庭に巣が3つある)が庭をパトロールしているし、時々スズメバチも来訪、樹上性のニホンアマガエルも住んでいる。さて、何匹が生き延びられるか。

その後、モンクロシャチホコの幼虫は5匹に数を減らした。そして9月6日には庭から消えていた。喰われたのかな?蛹化したのかな?

モンクロシャチホコ幼虫に葉を食べられたリンゴの枝
3本の枝の葉を食い尽くした:20230906撮影