耳があるからミミズク?

7月初旬、ウッドデッキに誘引している葡萄の、まだ緑色の茎に1.5センチくらいの茶色い塊がくっついていて、茎の傷かと思ったら昆虫だった。

画像を拡大して昆虫と確信

樹皮のような体の文様が邪魔をして形態が掴めず、ただヘンテコな生き物がいるぞと撮影。写真を拡大して初めて、羽らしき文様と体の下にたたまれた小さな足が見えた。昆虫である。

葡萄の枝にじっとしているミミズク(昆虫)
よく見ると昆虫だった:20200708撮影

小さすぎてなかなかピントが合わず、結構近くまでスマホをくっつけて何枚も撮影したのだが、全然動かない。

葡萄の枝のミミズク(昆虫)
どこが目だかわからない:20200708撮影

特に顔部分の形態がどうなっているのか不明である。どこに目があるのだろう?

ただ、ピコッと飛び出した突起が、ウサギの耳みたいで可愛くはある。

葡萄の枝にじっとしがみついているミミズク(昆虫)
出っ張りが耳みたいに見える:20200708撮影

図鑑で調べて、ミミズクという昆虫と判明。やっぱり耳みたいなのが名前の理由らしい。

この日、ただただ暑さを避けて、ちょっと葡萄の葉陰で一休みしているだけと思っていたら、木の汁を吸って生きているとか。もしかして食事中だったか。

でも、この小さな昆虫の食事量なら、コスズメの幼虫やコガネムシたちに比べると微々たるもの。またの来訪を心待ちにしている。

今度出会ったら、ダイソーのマクロレンズをスマホにくっつけて、顔のアップを撮影するのだ。

追記:LED玄関灯にもミミズクが来ていた

玄関灯に集まって来た昆虫たちの写真を見直していて、ミミズクを発見した。6月のことである。

こちらの画像は足を出していて、ボタンのような丸みのある眼が判別できる。

玄関灯にやってきたミミズク(昆虫)
ポチッと丸いのが目に違いない:20200609撮影

ミミズクの姿は別の日にもあった。

玄関灯に誘われて外壁にとまったミミズク(昆虫)
灯に誘われるようだ:20200611撮影

夜、活動する昆虫なのだろうか。とりあえず灯に引き寄せられるのは間違いないようだ。