二日連続、家の中でオオハキリバチを捕獲
猫がカーテンに飛びついてハンティングを始めた。獲物は何かと確かめると黒っぽいハチだ。猫が刺されてはいかんと、慌てて捕獲である。
猫がカーテンに飛びついて大捕物
家の中で動くものがあると、最初に見つけるのは猫たちである。今回も茶々がカーテンに飛びついてガサゴソやり始めて気がついた。
前回の茶々の獲物は10センチごえのムカデだった。
また毒のある生き物かもしれないので猫を押しのけて確認である。(下は茶々がぶら下がって外れてしまったカーテン)
レースカーテンと窓ガラスの間で右往左往していたのは黒い、ハチのような、アブのような昆虫。ブンブン羽ばたきながら出口を探している様子。
厚手の紙袋になんとか生け捕りにし、外に出て囚われ虫の正体を確かめるべく撮影。
頭でっかちのオオハキリバチ
体長2センチほど、黒っぽく、頭でっかちで、大きな顎を持っている。オオハキリバチと判明。
大人しいハチで、滅多に刺すことはないらしい。それ以前にオスは針を持たないとか。ただ、噛まれると痛そうだ。即解放である。
翌日、再びオオハキリバチ
翌日、きのうと同じ窓でブンブン音が聞こえてきた。
今度現場に急行していたのはソックス。音の主はまたもやオオハキリバチである。
再び猫を窓から引き離し、今回は紙コップで生け捕り。(紙コップを被せて中に入ったところに別の紙コップの口を合わせて捕まえた)
紙袋や紙コップであっさり捕まるので、動きはあまり素早くないみたいだ。
上の画像を撮影するときにも、いつでも飛んで逃げられる状況だったのだが、飛び立ってはコップの壁面にぶつかって落ちることを繰り返す。見かねてコップを逆さにして振ると、やっと空に飛び立った。
荷物が大きすぎるコウベキヌゲハキリバチ
この庭には別種のハキリバチも飛んでくる。こちらは葉っぱを丸めて抱きかかえ、庭の外に去っていくのだ。
下の画像で抱えているのはロシアンオリーブの葉のようだ。切り取った葉を抱えて飛んできて、途中で一息ついている風情のコウベキヌゲハキリバチである。
葉を抱えて休憩している姿を見るのは2回目。余計なお世話に違いないが、荷物が大きすぎる気がする。
以前、コアシナガバチがクロメンガタスズメの幼虫の肉団子を作って運んでいたが、コアシナガバチは一旦噛み切ったものの大きさを調整する作業をしていた。
コウベキヌゲハキリバチも荷物のサイズを見直した方が良いと思うのだ。
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