今年(2019年)の5月、庭でオオカマキリ1個、少し遅れてハラビロカマキリ2個の卵嚢からそれぞれ幼虫が孵化した。けれど成虫になれたのはオオカマキリだけのようだ。1匹ぐらいいるかもとハラビロカマキリを探していたら、別種のコカマキリと遭遇である。
11月中旬:おそらく今年最後のカマキリ
日差しの暖かい日に西の庭のバラ、ホーム・ガーデンの枝先にて身繕い中のオオカマキリを発見。少し小柄なのでおそらくオスだ。カマを丁寧にナメているような仕草を繰り返していた。
翌日、3メートルほど離れたロシアンオリーブの枝先に移動していた。燦々と降り注ぐ日差しを背中に浴びて、一息ついていた様子。たぶん、今年最後に見る生きているカマキリの姿だ。
オオカマキリの卵嚢一つ
夏の日差しを避けてルリマツリの茂みの陰においていた鉢植えの小さな椿に、オオカマキリの卵嚢が産み付けられていた。
この椿は卵付きのまま植え替える予定だ。
今年はハラビロカマキリの卵が見つからない。春、オオカマキリが孵化して10日後にハラビロカマキリが孵化した。この差が食うものと食われるものを決定づけたか?彼らの孵化した場所も近かった。
腕に白黒斑紋のある小柄なコカマキリ
ハラビロカマキリに会えなかったことは残念だが、今年はコカマキリに遭遇。他のカマキリは木や草の枝上で発見するのだが、このカマキリは10センチ足らずの草丈の葉の上を歩いていた。
コカマキリは石や木の皮の隙間に小さく細長い卵嚢を産み付けるとか。もしかするとブロック塀についているかも。
落葉樹がほぼ葉を落としたこの庭を、カマキリの卵探査モードで眺めまわしている。