蝶乱舞!!は嘆くべき?柑橘喰いのアゲハチョウ
庭に2本の柑橘系の幼木が植わっている。レモンと金柑だ。そして最近、双方が激しく食害されている。犯人はアゲハチョウの幼虫だ。
新品の羽のナミアゲハ:もしかして我が家産?
東の庭のノウゼンカズラにひらひらとアゲハチョウがやってきた。近寄ると一旦逃げたが、じっとしていると再び飛来、花に取り付いた。10センチほどのところまでiPhoneを近づけても気にする様子はない。
ナミアゲハだ。鱗粉の乱れも破れもないピッカピカの完璧な羽を持っている。まだ孵化して間もない蝶かもしれない。ひょっとして西の庭のレモンとキンカンを食べていた芋虫の変身後の姿か?
腹ペコのナミアゲハ、お椀ならぬ花の中に頭を突っ込む。
この数日、青空だと思ったら急に豪雨がやってきたりと不安定な天気が続く。この時もひとしきり降った雨が止んだ直後にやってきたナミアゲハ。
雨粒で重たげに下を向いた花の中に頭を入れて足で押し開くように体を入れていく。
ついに花にすっぽり入り込んで吸蜜を始めた。よほど腹ペコなのだな。
金柑の周りで蝶の舞
同日、上の写真の個体かは不明だが、一羽のナミアゲハが金柑の幼木の周りでパタパタとダンスしていた。
もしかして・・・!と確認すると、ありました。新しい卵が。
困ったことに、この木は既にナミアゲハっ子の寄宿舎状態。
下の画像では大きさの違う2匹の幼齢幼虫が確認できる。
金柑の大きさから考えると、そろそろ芋虫の数を制限すべきかもしれない。先日見かけた緑色の終齢幼虫はすでにこの木からいなくなっていた。