おびただしい数の幼虫と蛹、ときどき成虫
庭の実梅についたアブラムシを放水で洗い流すつもり予定だったが、アブラムシの天敵であるテントウムシが大発生。幼虫も成虫も大食漢の彼らの仕事ぶりを見てみたくなった。
毎日テントウムシ祭りである
こんな感じで梅の木の至る所にいる。幼虫はナミテントウのようだ。蛹もナミテントウかな?

梅の枝だけでなく、梢枝の下の草薮にもテントウムシ。すでにサナギになっている。

我が家のナミテントウ 斑紋バリエーション
数種のテントウムシがいる。今、圧倒的に数が多いのはナミテントウ。羽の斑紋が一様ではない面白いテントウムシだ。ナナホシテントウと比べると若干小柄な感じがする。
下の個体は黄色い点が4つある四紋型。

梅の枝下にある沈丁花には二紋型のナミテントウ。

眩い黄色一色のナミテントウもいた。もしかすると羽化直後かもしれない。最初はみんな黄色でじわじわとその個体特有の紋様が浮かび出てくる。けれど、羽もきちんとたたまれているし、羽化直後の翅が透けた感じもない。ピカピカ黄色のナミテントウだと思いたいな。

ヒメカメノコテントウはミニサイズのテントウムシ
もう一種、紋様バリエーションのあるテントウムシがいた。ナナホシテントウの半分くらいのサイズ。柄違いのカップルだ。メスの方はアブラムシを食べている最中かな?

もちろん、庭の常連ナナホシテントウも活躍中。

先日は大型のハラグロオオテントウも見かけたし、アブラムシを食べ尽くしてくれるかもしれない。
テントウムシ共食い中:蛹にくらいつく幼虫
テントウムシの幼虫たちは飛べない。歩いてご飯を探しているのだが、あまりに密集しているために周囲のアブラムシを食い尽くすこともあるようで、そんな時には手近なものにかじりつく。

この場合、無防備なサナギだ。この幼虫、二つ目のサナギに取り付いた。まだまだ上部の枝にはアブラムシがいるんだけどな。
昆虫たちが頑張って生きているので、今年の梅の収穫は諦めることにした。
アブラムシにスズメバチにテントウムシに蝶に蛾と大集合 庭の梅の実の様子を見に行くと、新しい枝にびっしりアブラムシがついていた。これをどうしたものかと思案しているとフイっと頭上に大きな蜂が飛来。スズメバチである。 おそらく …