年明けすぐに見事な降霜があった。
白く凍えた庭の景色を楽しんだのも束の間で、霜に当たった植物の被害がちらほら。ウッドデッキで水耕栽培中のミニトマトも庭に面した枝がしおれてしまい、果実もいくつか青いまま落下、そのほかベゴニアや月桃も元気をなくしてしまった。
お盆過ぎから始めた秋トマトの水耕栽培
気温の低さゆえ色づくのに日数を要するが、それでも完熟の一歩手前くらいまでは色づき、思いがけぬ冬トマトの収穫をチマチマと楽しんでいた。
あわよくば、このまま春、夏と栽培を続けることができるのではと思っていたのだが・・・。

このお正月の降霜で、ウッドデッキの下にもかかわらず、屋根の端の方に面した枝が下写真のように傷んでしまった。

寒さに当たった枝の果実は青いまま地面に落下。

急いで色づきのよい実を全て収穫。家屋がわに伸びた枝はまだしっかりしているが、外向きの枝の果実は枝を揺らすとバラバラと落ちる。

暗雲立ち込めるトマトの生育状況である。
キバラケンモンのベゴニアも被害
キバラケンモンの幼虫が繭を作っていたベゴニアも、ウッドデッキの端に面した葉が霜の被害を受けてしまった。繭を包んでいる葉も黒く変色。中の蛹に影響がなければよいが。

明るさは乏しくなるが、ウッドデッキの奥の方にベゴニアの鉢を移動させた。できれば鉢を家の中に取り込みたいところだが、ベゴニアによる猫への健康被害を考えてしまうのだ。
地植え月桃も茶色く変色
今年地植えした月桃。冬になっても青々とした葉を保っていたのでこのまま春まで耐えるかと期待していたが、写真の通りである。おそらく、地上部は枯れてしまうだろうが、根は生き抜くと思われる。

枯れるものは枯れ、耐えるものが残る。その繰り返しで庭の景色は毎年変わっていくのだ。
3月3日追記:冬の水耕栽培ミニトマト撤収
水耕栽培ミニトマト、幾度かの降霜に耐え、2月中旬まで開花を続け、わずかながらも収穫を継続していたのだが、2月18日にこの大分でも初雪を観測、わずかながら1センチ弱ほどの積雪があった。

ウッドデッキの屋根の下、健気に開花結実してくれていたミニトマトもこの寒波には耐えられず、枯れてしまった。
枯れた枝から全てのミニトマトを収穫。熟してくれるかな?

3月3日、ミニトマト撤収である。
セットしていた小さなカゴからトマトを引っこ抜いた。

細かな根がびっしりとあるようだ。光を遮断していなかったので、根域制限のある水耕栽培となったわけだ。
買ってきた苗を水苔で包んでプラスチックの小さなカゴに入れただけの培地なので、このまま庭の土に戻せるのだ。
秋のミニトマト:8月水耕栽培開始、11月収穫開始 秋に収穫できるというミニトマトを盆前から水耕栽培している。受粉する虫のいない場所に置くという致命的なミスにより、最初のひと月を無駄にしたが、場所変え後に結実を始め、11月 …