虫と野草と一緒でいいじゃないか
梅の蕾がグンと膨らみ、春近しと慌ててバラと葡萄の剪定である。例年バラにだけは寒肥を施していたが、今年からバラの施肥もキッパリやめることにした。
野草まみれの冬のバラ
ヒシバッタやツチイナゴ が越冬中の庭には彼らの住処となる野草がたっぷり。当然バラの株元も草だらけだ。人間よりもはるかに敏感なバラは、すでに芽が動く気配を漂わせていた。
急いで剪定である。下は西の庭の名無しの白薔薇。今年はちょっと高めのカット。
下は東の庭のエル。株元は草にすっかり覆われている。周りのイネ科の葉はエンバク。猫草に利用中だ。
今年から無肥料。実は少し食害が減るのではと期待している。去年施肥をうっかり忘れた赤バラのミスター・リンカーンは春のバラクキバチの被害を免れたのだ。
葡萄ヒムロッドシードレス、安芸クイーンも剪定
昨年よりひと月遅れの剪定だ。今年もバッサリ強選定。2本の葡萄で45リットル2袋いっぱいの枝を片付けた。葡萄は地植えしてから継続して無肥料だ。
2020年ヒムロッドは50房の収穫、秋クイーンは開花無し。2021年の生育の予想はつかない。
半月遅れの梅の初花
去年1月19日に開花した東の庭の実梅。一輪だけの開花。遅れたのはやはり厳冬のせいか。こちらは先の住人が植えていたもので、もはや肥料は不要だろう。
梅は開花後に剪定予定。
野草も梅も葡萄もバラも、いろいろな生き物を庭に呼び込んでくれる。それがとても嬉しいのだ。