現在8匹確認:ちょっとナメクジ似のシャチホコ蛾幼虫
去年キバラケンモンの幼虫を養ったエスパリエ風のリンゴの木。今年の食客は黄緑地に茶色の文様をまとったモンクロギンシャチホコの子供達だ。形はナメクジっぽいけど複雑な文様が美しい芋虫なのだ。
芋虫の画像があります。苦手な方はご注意を。
エスパリエ風のリンゴの樹
2016年の冬にローズパールというリンゴの苗を東の庭に植えた。樹形をコンパクトに抑えたくて、エスパリエ仕立てを目指している。
小さく小さく育って欲しいので、梅雨明けに剪定もしている。そのせいか一向に花をつけてくれないこのリンゴの枝で、今年も芋虫たちがパーティーを開いている様子。

下が八月中旬のエスパリエ風のローズパール。我が家の他の果樹と同様、肥料も農薬もなし。虫たちは食べ放題だ。

モンクロギンシャチホコ幼虫:以外に目立たない芋虫
最初に見つけたのが下画像の幼虫。明るい緑にくっきり刻まれた茶色い文様鮮やかな芋虫なのだが、昆虫探査モードで見ないと案外見落としがちな美しい幼虫だ。

一見ナメクジっぽいが、2本のツノがある方がお尻で、シャチホコ蛾らしく、クイっと持ち上げている。
下画像で、葉っぱをかじっている丸い頭が見える。

茶色部分の細かな文様、差し色で入る鮮やかな黄色、昆虫のボディデザインにはどれだけのバリエーションがあるのだろう。

今回確認した8匹のうちで、一番小さかったのは下の個体。きっとまだまだいるのだろう。

去年30匹ごえのキバラケンモンを育てたリンゴの木である。今年モンクロギンシャチホコを養っても枯れることなかろうと、そのままにしている。
こんなことをしているからか、一向に花をつけてくれないローズパールである。
9月21日追記:幼虫が姿を消した
21日、リンゴの木をチェックしたところ1匹も見つけられなかった。蛹になるためにすでに土に潜ったのかもしれない。
一番小さかった個体はまだいるはずと探したが確認できなかった。
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