スズメバチにアマガエル、蜘蛛にトンボ

南側ウッドデッキのグリーンカーテンとして誘引している葡萄を種々の生き物たちが活用中。目的は様々だ。

晴れの日のカエル

葡萄をサンスクリーンとして利用しているのは樹上性のカエルであるニホンアマガエル。枝や葉にくっついていることが多いのだが、時には葡萄の房の上に座り込むこともある。

カエルが葡萄の房でひと休み
真夏日の日差しを避けて:20210720撮影

乾燥した日が続くと体が骨張ってくるようだ。脱水気味なのかな。握り合わせた両手がいじらしい。
雨の日には姿が消える。地上に降りて狩をしているのか。

ハナバチの雨宿り

蜜を求めて様々な花を訪問するハナバチ。吸蜜する花のない葡萄の木を利用することは滅多にない。この日、雨に打たれながら鉢植えの金柑の花を渡り歩いて頑張っていたが、葡萄の葉裏で雨宿りを始めた。

葡萄の葉陰で雨宿り中のハナバチ
雨の中金柑で吸蜜した後の一休み:20210718撮影

雨の日も、晴れの日も、ハグロトンボ

いままで数回しか出会っていない、我が家ではレアなトンボ。今年はウッドデッキでよく出会う。
たいてい葉の上で休んでいて、撮影しようと近づくと、翅をひらりひらりとはためかせて飛び立ち数メートル離れた葉にとまる。

アオハダトンボと迷ったが、くの字っぽい羽の形からハグロトンボと判断した。飛ぶ様がとても優雅だ。

葡萄の葉にとまるハグロトンボ
今年はよく見かける:20210713撮影

主知らずの蝶の蛹

収穫した葡萄に蛹がくっついていた。翅の形があるから蝶のものだろう。アゲハチョウかもしれない。葡萄の葉を食べていたとは思えない。羽化に適した場所を求めてはるばる登ってきたのだ。

葡萄の房に蝶の蛹(羽化後)
羽化した後の蛹だ:20210730撮影

アシナガバチが頻繁にパトロールしている場所で、幸運にも羽化に成功したようだ。
翅を伸ばすとき果実が邪魔になりそうだが、まだ粒の小さい頃に羽化したのかもしれない。

ササグモサイズの小さな蜘蛛は住処として

こちらは、葡萄の房に巣を作っていた。大きさはササグモほど。名前は不明。蜘蛛図鑑が欲しいところだ。
家を壊されて右往左往しているところを捕獲して、庭に出てもらった。

葡萄についてきた蜘蛛
この後、家の外に放した:20210804撮影

脱粒した果実は虫たちのもの

ヒムロッドシードレスは脱粒しやすい葡萄で、熟すと軽く触れただけで粒が外れる。8月に入ると毎朝数粒は落ちている。

脱粒するほど完熟した実はもちろん甘い。昆虫たちの大好物なのだ。下画像では破れた果実にアリが群がっている。この後アリが食べている粒以外は庭に投げた。その実をどんな生き物が食べるのか観察してみたい気もする。

落下した葡萄の粒にアリが集まる
落ちた粒は昆虫たちのもの:20210805撮影

先日、夜、ランタンを持ってウッドデッキに出た際には幼齢のチャバネゴキブリが床に落ちた粒にかじりついていた。翌朝には中身がほぼ空に。1匹で完食したとしたらお腹を壊しそうだ。入れ替わり立ち代わり他の昆虫が立ち寄ったのかもしれない。

キイロスズメバチもブドウ好き

黄色いハチが葡萄の房に1匹。ハンティングの最中かとスマホを持って近付いた。一心不乱にガサゴソと体勢を変えながら頑張っている。

葡萄にやってきたキイロスズメバチ
何してるのかな?20210718撮影

さらに近づいてみると、葡萄を食い破って食べていた。

葡萄の実を食べるキイロスズメバチ
美味しそうにかじってます:20210718撮影

近距離撮影している人間を完全無視しているこのハチ。アシナガバチだとばかり思っていたら、キイロスズメバチだっ!
スズメバチが夢中になるほどブドウが甘くて助かった。とても攻撃性の強いハチなのである。

アシナガバチ、葡萄の近くで営巣中

葡萄に発生したブドウスカシクロバをことごとく食べ尽くしてくれたアシナガバチ。7月下旬、こじんまりとした巣が、ウッドデッキにおいたコンテナの縁にあることに気づいた。

ブーンと飛んでコンテナの陰に消えたハチを追って発見したのだ。あまり巣を刺激したくないのでピンボケ画像となってしまったのだが、セグロアシナガバチっぽい。彼らもアシナガバチの中では攻撃性が高い。

プラスチックコンテナの縁のアシナガバチの巣
セグロアシナガバチっぽい:20210727撮影

この時期にしては、小ぶりな巣だと思う。コンテナは建物から10センチほど離しておいてあり、巣は壁に面した縁に作られていて見落としたのだ。これから9月までが一番攻撃的になる季節。気づいてよかった。

とにかくコンテナの中のもの(ダイソーのワイヤーフェンスを格納している)は冬が来るまで取り出しを断念。巣の近くの葡萄は早めに収穫し、洗濯物を離したところに干すことにしよう。