冬枯れ植物で作ったクリスマスリース
冬枯れの庭で集めた植物を使って、ドライリースを作った。完成品の写真を撮っていると、ぞろぞろ猫たちが寄ってくる。リースから香る草の匂いがたまらないのだ。
クリスマスリースの材料
左上が紫陽花アナベル、右上の濃い茶色が紫蘭の葉、薄茶のシャワシャワぽいのがフウチソウ、つぶつぶの実は屁糞葛だ。それと映っていないが立ち枯れた青紫蘇の穂。あとはダイソーで買って来たリース土台とリボン。バラしたリングノートの針金は結局使わなかった。
下が完成品。
銀色のリボンを土台にくるくる巻いて結んで、フウチソウを輪ゴムでまとめて右下にさした。
屁糞葛の実が巻き付いた紫蘭をそのまま左下にさして、フウチソウと紫蘭の足元を隠すようにアナベルを3つ差し込んでいる。
リボンだけだと上部が寂しかったので、長い紫蘭の葉をリボンにくぐらすように巻きつけて、シソの穂とフウチソウの穂をパラパラと突き出すように土台にさして完成とした。
猫たちリースに興味津々
作業は猫を締め出したキッチンで行ったのだが、カサカサシャワシャワ音がするものだから廊下に猫が勢揃い。ガラス障子をガリガリ開けようとしたり、外からニャーンと声をかけてきたり。
完成して廊下に持ち出すと、足元にまとわりつく猫たちである。
白い背景が良いかと南の猫棚にかけて撮影していたら、上からソックスが猫手を出してきた。
猫たちの手が届かない場所を探して、いったん欄間にかけたところ、すぐ下のソファの座面から、クロエがじいっと見上げていた。さすがにジャンプまではしなかったが。
遊びざかりの猫たちゆえ、クリスマスツリーは諦めている我が家である。猫たちよ、リースぐらいは飾らせておくれ。
クロエ、生クリームを舐める
もう一つ、クリスマスの定番であるクリスマスケーキ。こちらに興味を示したのはクロエのみ。
身を乗り出すように凝視している先にケーキがある。
人間たちがケーキを平らげた後、そっとおさらに近寄って来たクロエ。残った生クリームを少しだけナメナメして去っていった。
しごく平和な我が家のクリスマスイブである。