午前中は外寝、午後は家寝
冬になると、B群猫4匹は居間のコタツ、A群みかんは寝室で眠る。
朝、それぞれのタイミングで起きてきて、まず最初にすることはウッドデッキの猫小屋に出て新鮮な空気をクンクンすることだ。
朝のうたたねは庇の上で
ウッドデッキの一部を金網で囲って作った猫ハウスは、幅4.5メートル、奥行き2メートル、高さ2メートルの空間。
目覚めた猫たちは猫ドアを抜けて外の空気の中に出る。
建物東にもうけた猫部屋は、朝日が当たると真冬でもそこそこ暖かい。猫たちはおもいおもいにひだまりに腰をすえて、一通りの毛繕いを済ますと、いったん部屋に戻って朝食を食べ、また外を覗きにいく。
掃き出し窓の庇の上は、猫たちの昼寝スポットになっている。
ウッドデッキの屋根の桟が視界を程よく遮り、隙間感抜群の猫心をそそる空間。
遠目には狭そうに見える昼寝スペースは、覗いてみると寝返り可能な程よい天井高。
庇の上は、桟で4つに区切られ、通り抜けはできない。現在キャットケージを足がかりにして3スペースが使用可能だ。
この日は一つをソックスが、二つ目をクロエが単独使用。
残る区画をキコと茶々が共同使用していた。
庇を占領されたみかんはというと、目障りなB群がいないのはこれ幸いと、たいていは下画像のようにゆったり床でくつろいでいる。
午後はぬくぬく室内にて
この季節、午後になり太陽が南に回ると猫小屋はまだ寒いようで、猫たちは室内に退却。
夜はコタツに集結するB群猫たちだが、昼間はなぜか猫棚にいることが多い。
下画像、ソックスが寝ているのは東の猫棚の中段。ぺちゃんこ猫ベッドに黒餡みたいに詰まっている。
下画像では南の猫棚中段においた段ボールベッドに、キコとお茶々が詰まっている。
こんな時、ひょいとコタツ布団をめくってみると、ちゃっかりみかんが1人寝していたりする。そういえば、数年前までこの季節のみかんの夜の寝場所はコタツだったのだ。
2016年に白猫ソナと一緒にみかんがコタツに入っている画像を見つけた。B群猫たちがやってくる前だ。
2017年に13歳で亡くなったソナのことがみかんは大好きだった。
家中がみかんの縄張りだった頃、みかんは今より無邪気な目をしている。
あったかい布団で眠って、朝日を浴びて伸びをして、ちょっと遊んで、ご飯を食べて、また眠る猫たち。
人間世界では戦争をやっています。