飼い猫グレオ
発情期中、我が家に日参していたヨソ猫グレオ。どうやら我が家は正式に彼の縄張りに編入されたらしく、今でも週に数度姿を表す。人間との微妙な距離の取り方に、野良猫か飼い猫か判断しかねていたのだが、近所の方情報にて飼い猫であることがわかった。
グレオの流儀:アオアオ挨拶
発情期は終わったようだが、やってくると大抵アオアオと声をかけて「やって来たぞ!」と知らせてくれる。
訪れた日にはアカネコ一家の猫達が外ケージにいても、いなくても、気にすることなく数時間昼寝して過ごしているようだ。
グレオはとてもフレンドリーな猫なのだ
グレオの姿に慣れっこになって来た我が家の猫達、グレオも外ケージのすぐ近くに寝転がって眠ることがある。彼の仲良くなりたいアピールを感じる。
けれど、まだ互いに鼻チョンして挨拶するほど馴染みになったわけではなく、あまりケージに近づくと、我が家の猫たち(特にキコ)の逆鱗に触れ、その金切り声と剣幕に驚いて飛びさがる、というルーティーンめいたことが週1頻度で繰り返されている。
おそらく1、2ブロック先からやってくる
雨の降り始めに、道路を小走りに横切りウッドデッキに飛び乗って毛づくろいするグレオを目撃した。雨宿りに最適な我が家が彼の縄張りの中でもお気に入りスポットなのだろう。
下は珍しく西の庭の犬走りの上で香箱座りをしているグレオ。
そういえばこの近くに植えているアカンサスモリス・タスマニアンエンジェルの土が掘り返されていた。そこは野草が繁茂するこの庭の中で数少ない、土が露出した猫の排泄欲求をそそるポイントなのだ。
幸せな生き方
それにしても、彼が野良猫でなかったことに兎にも角にもホッとした我が家である。
そして、この家がもし「ポツンと一軒家」だったら、我が家の猫たちが謳歌できたであろう、自由な生活を満喫中のグレオを見るにつけ、「ごめんよ」とアカネコメンバーたちに囁いてしまうのである。