キコとクロエの微妙な親娘関係

キコがクロエを追いかける日々が続いている。と言っても一日中やってるわけではなく、日に1回から数回だ。キコが怒りモードに入るとクロエはとにかく逃げる。クロエの避難場所を確保すべくキャットウォークを増設することになった。

6畳2間を隔てるフスマを取り外してひと続きで使用している空間に欄間がある。これを外してキャットウォークにしたいと常々家族に訴えているのだが許可が出ない。今回のクロエの窮状にかこつけて再度話を持ちかけたのだが、取り外しは却下。しかし欄間を避けて板を打ち付ける許可が出た。作業開始だ。

手持ちの材で作れないかな

棚を作ろうと買っておいたヒノキ材が数本あった。要で急な案件なのだが、あるものでできればそれに越したことはない。

スコヤとインパクトドライバーとノコやすりと横引き鋸
手持ちの材でキャットウォーク作ろうかと・・・:20210731撮影

ためておいた木材の切れっ端も引っ張り出した。

レジ袋にためた端材
何かに使えるかもと取っておいた

東の猫棚から欄間を経由して廊下に出るようにしたいのだ。とりあえず、棚にステップを作らねば。作り方はいつものように工作のノリ。長さを合わせてカットして、木工用ボンドとマスキングテープで仮止めしたところでねじ止めする。

マスキングテープで仮止め
いつものように適当DIY

脚立を出して作業中、道具をとりに降りたら、すかさず登ってきた現場監督に陣取られた。載ってはいけない天板に二本足で立っている。

脚立の天板にのる猫の足
天板に立つのは禁止だぞ:20210804撮影

この黒い足の持ち主はもちろんソックス。

人間がいつもと違うことを始めると、興味津々いつだって飛んでくる。危ないのでこの後降りてもらった。

キャットウォーク作りを邪魔する猫
張り切り過ぎの現場監督:20210804撮影

欄間を取り外すと楽なんだけどな〜と、家族に聞こえるように呟きつつ、とりあえず板をネジつけるだけの簡易キャットウォークを設置していく。

奥行きが足りない!

作業が終わった箇所にソックスが登ってきた。肉球が板からはみ出てる。この板の幅は14センチだ。やっぱり奥行きが足りないか。

奥行きが足りないキャットウォークに乗る猫
肉球がはみ出している:20210804撮影

猫棚の反対側は吊りステップを設けた。これは端材を活用。クロエが歩き具合をチェックしている。

キャットウォークの具合を確認する猫
早速クロエが出来栄えチェック:20210804撮影

今のところ、ソックスとクロエが簡易キャットウォークを探検しているが、奥行きのなさ故に長居はしていない。板を買い足し、改良すべきと判断。ただ、クロエの緊急避難場所としては役立っている。ぽっちゃり体型のキコは高所に登らないのだ。

材のついでに、ノミと両引き鋸を買ってしまった

要で急なんです〜と唱えつつホームセンターで木材を買い足した。プランが固まっていないのでとりあえず14センチ幅のものを3枚。この板が一番リーズナブルなのだ。

同時に購入したのは、滅多に使わないけれど、あるととても助かるノミと縦引き鋸。刃研ぎも目立てもできないから大事に使わねば。

洋ノミセットと縦切り横切り鋸を買ってしまった
木材とノミと両刃鋸を購入してしまった

近日中に奥行きのあるキャットウォークに付け替えようと思う。

昼間は平和な2匹

この季節、もわっと暑い昼間にもかかわらず、外ケージではB群が眠りこけている。

葡萄を収穫しに外に出ると、キコとクロエがくっついて寝ていた。なんだ、2匹とも平和じゃないか。

外ケージで昼寝中の2匹の猫
平和な時は平和なんだ、この2匹:20210801撮影

ところがこの夜、再びクロエが追っかけられた。最近は逃げるのが上手くなったクロエだ。