小さいけれど存在感は抜群
2019年4月に小さなレイズドベッドに植え付けたアカンサスモリス・タスマニアンエンジェル。高さ50センチのミニサイズながら花を2つ咲かせた。
見ごたえのある斑入りの葉
タスマニアンエンジェルの葉は一枚一枚の斑の入り方が違う。
下は白いキャンバスに、スパッタリングで濃緑の絵の具を散らしたような勢いのある模様。
その隣にはほとんど真っ白の葉。
深く切れ込みの入った葉の形とあいまって見ごたえがあるのだ。
下は、渦巻くように立ち上がる葉の中から、赤い茎を持つ真っ白な花穂がニョキッと出てきたところ。
花穂は矢じりのように上へと伸びていく。
茎がズドンとまっすぐではなく、ちょっとだけ歪曲しているところが花穂に優しい印象を与えているようだ。
下は夕暮れ時のタスマニアンエンジェル。
暗く沈む藪の中で自ら発光しているようにも見える。
ミニサイズの理由は?
アカンサスモリスは1メートルから1.5メートルほどの高さになる植物だ。我が家のエンジェルが大きくなれないのは土の量が限られているためだろうか。それとも世話いらずという情報を鵜呑みにして、無肥料なのが原因だろうか。
来年は、もう少し大きくなっておくれ。