今年はゴマダラ祭りなのか?:1週間に3匹のゴマダラカミキリ
ゴマダラカミキリラッシュである。最初に捕獲したゴマダラを山に放した日の夕方、再び2匹のゴマダラに遭遇。
目の高さでやたらに目立つゴマダラ
人の顔の高さで、全然保護色になっていない黒い背中を丸出しにして枝をガジガジしているゴマダラだ。枝のあちこちにつけた齧り痕でも所在がわかる。無防備だ。ここ数年、この虫を捕まえては山に放逐している。今年の第1号が下画像の個体。
12日に身柄を確保して、虫かごに2泊してもらい、14日にようやくいつもの場所に放した。
自宅に帰り着き、庭を見回っているとデジャブのように黒い背中があった。2匹目だ。なんでこのタイミング?また山に行かなければ・・・。
前住のゴマダラのいた虫かごにとりあえず放り込み、今日は人工授粉は無理だなぁとぼんやりフェイジョアの木を眺めていたら、枝先に3匹目を発見した。庭がカミキリムシに占領されるんじゃなかろうか。
この、3匹目のゴマダラが、ちっちゃいのだ。
小さなゴマダラ
手持ちの図鑑で見ると、ゴマダラカミキリは2.5センチから3センチのサイズとあるが、この個体は2センチぐらいだ。
もしかして別の種ではと調べていたら外来種の「ツヤハダゴマダラカミキリ」の存在を知った。この小さなゴマダラの肩はザラザラしているので在来ゴマダラとわかりひと安心。単に小柄だだけのようだ。(ツヤハダはツルツルツヤツヤなんだとか)
近日中にドライブに連れ立すことにして、それまで2匹には同居してもらうことになる。虫かごは猫の手の及ばぬキッチンに。
夜半に覗くと交尾していた
どうやら小さい方がメスで大きい方がオスだったようで、夜お湯を沸かしにキッチンに入り、何してるかな?と除いたら交尾中であった。邪魔してごめん。
梅雨の合間にまた山に行かねば。
ゴマダラカミキリは樹木を食害する困ったちゃん。でもカッコ良いのだ カマキリと並んで、その姿が好きな昆虫の一つがゴマダラカミキリ。成虫も幼虫も、樹木を食べる草食昆虫だ。特に幼虫は樹木の内部を食い進み、成虫になって幹に大きな …