猫のためにも虫のためにも無農薬のバラ
バラは猫がいる家でも、安心して室内に持ち込むことができる数少ない植物の一つ。虫食いでも構わないので我が家では無農薬で咲いてもらっている。
切り花に日光浴は必要ないと言うけれど
強い雨が降りそうなとき、開ききったバラを剪定を兼ねて切り花にすることがある。
背の高い花瓶にいけると猫たちに引き倒されてしまうので、我が家では下画像のように倒れようもない器に花だけを活ける。そして短時間、バラに日光浴させてみたりする。
切り花は陽に当てない方が長持ちするらしいけれど、花が喜びそうな気がするのだ。
日の光の当たり具合で花の色が変わるバラもあるし。
外の猫小屋のテーブルにバラを置くと、待っていたように猫たちがやってくる。
植物の匂いがする水が好きなのだ。ソックスは花を押し除けて水を飲み始めた。
水に樹液が混ざることもあるから、我が家にはバラ以外の生花を持ち込むことは滅多にない。
先月、夢のように美しい芍薬の花をいただいた時も、花瓶は締め切ったキッチンにおいて、家族が集まる食事時だけテーブルに置いて楽しんだ。香りの良いラベンダーも、6月に入り蕾をもたげたヤブカンゾウ(ユリ科)の花も、庭で眺めるだけだ。
もちろん鉢植えも室内に置かない。
唯一、室内を飾ってくれるバラも、普段はキッチン、洗面台、トイレのどこかに置く。
なぜなら猫が器から引き出してしまうから。
花を花瓶から引き抜くのはクロエで、下画像では花を押し除けて飲んでいるけれど、
うっかりすると、こんなことになっていたりする。
猫の手の届くところにバラを放置した人間のミスだ。
害のない花だから、遊んでもいいよ。クロエ。
5匹猫のうち、バラを襲うのはソックスとクロエのみ。バラ盗人の白パン(ツ)兄妹と呼んでいる。
ソックスはデカパン、クロエはビキニを履いているのだ。
2月に咲いたバラ(レディ・エマ・ハミルトン) 鉢植えのレディ・エマ・ハミルトンは冬になって一つだけ蕾をつけた。開花は無理かと思いつつも未練たらしく剪定を先延ばしにしていたところ、このところの暖かさで蕾が緩み始めた。 1月 …