穴からトカゲがゾロゾロと
4月中旬の暖かなある日、西日のあたる壁際で3匹のニホントカゲに出会った。そして彼らの隠れ家への入り口を発見。
4月11日:ニホントカゲ3匹がのんびり日向ぼっこ
普段のニホントカゲは逃げ足が早い。特に大人のトカゲは警戒心が強く、今まで一枚も撮影できてないはずだ。それがこの日は50センチ四方に3匹がのんびりゆったり。冬眠明けの初日光浴ではなかろうか。
下画像、ブロックの上に2匹いる。
残り1匹は壁際にいた。こちらも成体のニホントカゲ。
そのうちの1匹は、尻尾はないもののずっしり充実した体型。喉元が赤いのは繁殖期に入ったオスということか?尻尾に砂つぶがついているようにも見える。尾が切れたばかりかな?
かなり近づいて撮影しても逃げないのは、久しぶりの日光の心地よさに朦朧としているんだろうか。こちらはじっくり観察できて嬉しい限り。
壁際にいた1匹は物陰に姿を消し、もう1匹はルリマツリの立ち上げ花壇を登って横切り、多肉植物の立ち上げ花壇に到達。ブロックをよじ登ったりと、普段は見せてくれない姿をサービス撮影させてくれた。
ニホントカゲの隠れ家を発見
5月3日、同じ場所で再び1匹のニホントカゲと遭遇、今度は素早く逃げられた。本格的にトカゲたちの活動が始まったんだな。
逃げた先を追って、隠しそびれた尻尾を発見。
腕だけ伸ばして撮影したら、穴から外を警戒する姿を撮影できた。(うっかりフラッシュを光らせてしまった。ごめん。)
毎年、この辺りでよく見かけていたのは、地中へと潜る秘密の入口があったからか。彼らの住処への穴を見つけただけでニンマリしてしまう。何が起こるというわけでもないんだけど、秘密を共有しているみたいで、ただ嬉しいんだ。
床下で頑張って、もしシロアリがやってきたら、食べておくれ。